2月22日の公開研究会でもお伝えしましたが、2月20日に、枝下用水の開削者・西澤眞蔵の顕彰碑「澤流後世」碑（明治32年）を建立する作業を見てきました。
場所は豊田土地改良区資料室（豊田市平戸橋町波岩）の隣、旧観光ホテル加茂園の敷地内です。
「澤流後世」碑は、加茂園の解体にあたり、石碑に傷がつかないように避難移動させていました。
大型クレーンで石碑を立て、持ち上げていきます。
本来なら縦方向に紐を渡して吊り上げるそうですが、石碑の上部に元からひびが入っていて、作業途中で壊れたら大変なので今回は横にタスキかけをして持ち上げました。
慎重に作業をしています。
台座に設置されるまでドキドキです。
保護のための白布をとったときは、除幕式のようで思わず拍手。
今井組と今井造園のみなさんありがとうございました。
この碑はこの土地の一番高いところに南を向いて建っています。
ただ今工事中で近くでは見ることができませんが、枝下用水沿いの道からはその姿を見ることができます。
「澤流後世」碑の近くの用水沿いには「旧枝下用水沿革碑」（昭和4年）と「幹線改良記念」碑（昭和15年）もあります。
お近くにお越しの際は是非ご覧ください。
