柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

とりあえず、バナナダイエット?

2008年09月20日 | 私の半径100メートル
スーパーのバナナが消えた。

昨日、テレビでやってたでしょう。
ドリームプレス社「女芸人が次々とやせるのはどうして?」
の番組見ました?

4時間もですよ。
私もチラチラ見てましたけど。

レコーディングダイエット(食事内容をメモする)
バナナダイエット
加圧式ダイエット
食べ合わせダイエット
ウォーキングダイエット
コアリズムダイエット
リンパマッサージダイエット
自転車ダイエット

とにかく、全員が体重減、体脂肪減、サイズダウンと
効果が出ているんです。

この中で一番簡単なのが
バナナダイエットです。

朝食をバナナにする
何本食べてもよいが水とバナナだけ
昼と夜は普通の食事。
寝る前の4時間は食べてはいけない。
簡単でしょう。

実はね、バナナダイエットを実践した先生が番組に出てましたが
近所の先生なんですよ。

整形外科の先生で、評判がよくって
すさまじく、患者さんが押し寄せてくるお医者様です。
朝6時頃から並んでます。

私も以前診察を受けたことがありますが
そのときにも先生は
「朝はバナナだけにして御覧なさい。確実に体重が落ちますよ」って言ってました

そのときは、バナナ食べなかったけど
昨日の森久美子を見ていたら
今朝はバナナ食べました。

という訳で、明日のバナナを買いにスーパーへいったら
バナナの売り場が空っぽでした。

そこへ店員さんが台車でバナナを運んできたのですが
置くと同時に手が伸び始めて・・・
すごいですね。
テレビって!

私もバナナ買って来ました。
いつまで続くでしょうか???



「おくりびと」の続きの続き

2008年09月20日 | 葬祭スタッフ
病院では死が迫ってくると、家族に「心の準備」を伝えます。

家族は覚悟はしていても、一途の望みを抱いていたり
「まだ大丈夫」と死を先延ばしに考える傾向があります。

「今日は調子が良かったのに」
「大丈夫そうだから、病院から帰ってきたら」
「今夜はもってくれると思ったのに」
・・・そんな言葉が家族から聞かれます。

考えてみてください。
一緒に過した家族の一員が死ぬのです。

これは人生の中で起きる重大事件です。

「死ぬことが解っていて、覚悟をしてましたから」とおっしゃいますが
心の中で、大きなショックを受けているのです。
そして、そのことをご自身は気がついてません。

人が死ぬと、やるべき事が次々と押し寄せてくるので
気が張り詰めているのです。

その時に接するのが葬儀社や納棺師なのです。
遺族の不安や苛立ちは、チョットしたきっかけで表出してきます。

今した話を聞いてないと言ったり、勘違いをされたりします。
又、大切な家族の死を認める「葬儀」の打ち合わせに腹立たしさを感じて
何かと突っかかってくる方や、猜疑心しかない方もいます。

家族を亡くした心情を考えれば当然の事なんです。

「おくりびと」の映画にも、そういう場面はたくさん出てきます。

葬儀に携わる人間は、その事をわきまえて遺族と接しなくてはなりません。

遺族の方々の怒りや猜疑心は大抵はその場だけの物です。
打ち合わせが終わった時点、
通夜が終わった時点
火葬が終わった時点
葬儀が終わった時点
次々と、遺族の様子が変わってきます。

苛立ちや疑いも薄らいできます。
いえ、信頼さえ感じられます。

心をこめて葬儀を行なったのであれば、そういう流れが普通です。

葬儀が終わっても、葬儀社が信頼できない、腹立たしいようなら
よほど、葬儀社の対応が悪かったのではないかと思います。

「おくりびと」の主人公も最後に遺族からかけられる言葉に
救われていたはずです。

どんなに困難なことでも、嫌な思いをしても
最後に感謝の言葉を頂いたり、喜んだ様子を見ると苦労が報われます。

仕事に誇りも持てるし、遣り甲斐も出ています。


しかし、もっくんはイイ!
見事に美しい納棺師でした。
周りの俳優も適役でした!
「おくりびと」を見て、涙が何度も溢れてきました。
周りでも、鼻をすする音がすごかったです。

あなたも、泣いてみませんか?