序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

芝居創り3

2007-01-28 20:44:12 | 演劇

今回の稽古も残り二十日を切るところまで来た。

今回も前回同様この時期に同じ事を書かなければならない無念さを感じながらもう一度書こう。

役者の本質は、本来表現者のそれと同じく革新である。
平たく言えば守りに入らない事だ。
これまで一ヶ月の芝居屋の稽古は、立ち位置や言葉の言い方を決めるといった決め事を確定していく作業ではない。
台本という抽象的な言葉の羅列である材料を、してみるという具体的な作業を通して個人的にも人間関係的にも血を通わしていく行程である。又、与えられた役に、役者としてその人間の性根を掘り起こし創り上げる時間であった。しかし残念ながらその作業が順調に行われたとは言いがたい。
これからの残された稽古時間の大部分はやはり、個人の性根を創り上げる事と生きた人間関係を創ることに費やされるだろう。私はそれらが創られていけば自ずと決め事は決まっていくものだと思っている。
性根を持たない役割だけの言葉は虚しいし、背景を持たないご都合主義の動きは違和感だけを生むものだ。

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