すもーる・すたっふ
”愚直に”Th!nk Different for Serendipity
 



社会人大学院で学ぶ技術経営:『サービスのハイプカーブとサービスサイエンス』で、サービスのハイプカーブの先に来るものとして、サービス・サイエンスの進化を説明している。ものづくり回帰ではなくて、製造業のサービスシフト。。。それは間違いないように思える。

現象の分析や将来予測に役立ちそうな、物事の変化を一般化(普遍化)したパターンによる分析に目が行ってしまう。S字曲線、ベル型曲線、そして今回はハイプカーブだ。技術が進化しても、円滑には普及しないことが多い。その原因はハイプカーブ現象である。人間臭く説得力のある理論だと思う。

ハイプカーブ関連の資料を挙げておく。

情報化トピックス
 ハイプカーブとは、ガートナーという米国の調査会社等が活用している技術の普及の流れを下の図のように5段階に分けて示すものです。ITバブルやその崩壊を説明する際にもこのハイプカーブが用いられることがあります。昨今、電子政府・電子自治体に対する興味の減退は、ITバブルの崩壊と同様に幻滅期(Through of Disillusionment)に入ったとも捉えること可能ですが、そのまま生産安定期(Pateau of Productivity)に入らず消えてしまう可能性もあります。確かに、行政サービスのオンライン化に過度な期待を抱いていたこともあり、実際にサービスを開始した際の利用率の低さに直面している事例も少なくありません。しかし、技術的なブレークスルー、あるいはサービスや仕組みといったソフト的な部分のイノベーションによって、何とか啓発期(Slope of Enlightenment)への移行を進めたいというのが個人的な気持ちです。利用されなかったビデオテックスのようにならないようにするためにはどうすれば良いか、もっと真剣に考えなければいけません。



ビジネスイノベーター(アーカイブ) | テクノロジ解説:『第4回  Webサービス
「ハイプカーブ」という言葉をお聞きになった読者も多いかと思います。ハイプカーブとは、例えばインターネットの普及のように、「黎明期→爆発的な普及期→安定成長期」といった成長の過程を表す言葉です。実はWebサービスという技術も同様の傾向を示しています。Webサービスが登場してきた当初は、あたかもダイナミックなビジネスの統合がすぐにも実現できるというような過大な期待が寄せられていました。しかし、現実には技術が追いつかず失望感が広がり始めているのが現在の姿ではないでしょうか?


ITmedia エンタープライズ:Gridソリューション開発と実用性追求のEGA日本運営委員会が設立
「技術の認知度と採用の格差」 ハイプ・カーブと技術採用曲線(Adoption Curve)(ベル型曲線)を比較している。


ユビキタス時代のIT経営戦略 (PDF)
ガートナーのハイプカーブ
アメリカにある調査会社のガートナーが出しているハイプカーブというものがあります。ハイプは、皆が騒ぐ、話題になるということです。例えば新しい技術が出てくると、最初は急激に話題を呼び、ある段階で期待値が最大に高まりますが、それを過ぎるとそれほどでもないと一気に熱が冷めます。それでも、一生懸命にやる人たちがいてビジネスが安定化していく、そのカーブをハイプカーブといいます。


ソフトウェアコンポーネント技術に関する調査研究報告書
また、本技術専門委員会の調査アプローチとして、理論と実践との橋渡しという視点から言うと、諸々の取組みが、あるものは黎明期にあり、あるものは成熟期にあるといった位置づけを明確にすることも意味があるように思える。技術・産業論では、ハイプカーブというのが知られており、これに従って、本年度の調査項目を位置づけてみると以下のようになる。これは、現時点(2003年度)において、各技術がどの程度の成熟度に達しているかを示している。



電子自治体実証プロジェクト協議会 平成15年度 第1回講演会
図の青い線は技術、ピンクの線がビジネスで消費行動や市場行動などのマーケットの行動です。それからルールは、法律、規制等に当たりますが、まず今の電子商取引インターネットは技術が最初に引っ張りました。





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