すもーる・すたっふ
”愚直に”Th!nk Different for Serendipity
 



FMICが「未来開発経営」をフジサンケイビジネスi に連載している。
FMICのプレスリリース』で過去の掲載内容を見ることができる。ここで言われている「未来開発経営」の発想は、デザインのアプローチによく似ている。
■時代に対して能動的に
「描けば実現する」元気な企業の現場ではこの言葉の持つ意味が浸透している。未来開発経営とは「未来は来るものではなく創るもの」という考え方のもとに、事業・技術・商品・組織・しくみ・基本原則等の未来デッサンとその開発を行うことを意味している。ここで、未来開発経営とは単なる中長期計画とは異なる。中長期計画を持たない企業は無いが、我々の調査では、多くの企業は環境変化受身型の計画となっている。将来環境予測→対応戦略立案→実行という行動を取る企業が圧倒的に多い。時代に対して後出しジャンケン型と言える。
一方で、時代に対して能動的な発想と行動をとろうとしている企業や組織も存在する。このような企業や組織では、将来デッサン→創造的実験→成功要因発見→能力拡大という行動をとることが多い。未来開発経営とは、単に時間軸上の未来志向ということではなく、未来からの発想で可能性や能力の開発を行っていくことなのである。

未来の未とは「木が地面の下にあり、まだ伸びきらない状態」を意味しているという。いわば、未熟であるが大きな可能性を秘めた状態である。未来開発経営における開発とは、「未来に向けて、新しい何かを切り開くこと」あるいは「そのために実験、発見すること」である。未来開発経営は、自らの力で、未来の可能性を切り開きたいと考える人々や企業における考え方であり、ツールである。


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