すもーる・すたっふ
”愚直に”Th!nk Different for Serendipity
 



自分を正しく知るためのメタ認知(Wisdom)より。メタ認知に関する和田秀樹氏の解説が読める(会員登録必要)。



メタ認知的なコントロール
 さらに大切なことがあります。そのような自分の知識状態、推論状態、そして人の認知パターン全般についての知識を持っているだけでなく、それを用いて、たとえば、「自分はこの課題についてでき得るだけの能力があるかどうか」という判断をしたり、「自分の現在の知識状態や推論パターンが、自分のメタ認知的な知識に当てはまっていないかどうか」というのをモニタリングすることです。

メタ認知としてわかっているだけでなく、実践に活かすことが必要。
「それが自分に当てはまってないか」「自分の現在の知識は、この課題については十分なのか」という判断と、それによって「自己改造する」という自己コントロールがセットになってメタ認知というのです。

メタ認知を高める方法
 ご質問が多かったメタ認知を高める方法ですが、一般的には、能力ではなく態度だといわれています。

その一つの方法として、「自分で思っていることを書いてみること」があります。書くことによって、自分の認知パターンを客観的に見やすくなります。

性格を変えるのは難しいが、行動は変えることができる。

変化が多い時代ほど、個人にとっても組織にとっても、メタ認知能力が必要。
なぜメタ認知が必要かというと、メタ認知ができる人間の方が失敗に強いのです。つまり、うまくいっているときは、暴君・カリスマ的な人でも成功しますが、歯車が狂いだしたときにメタ認知が働く人は修正がきくのに、働かない人だとダメになってしまうからです。


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