深く感謝しつつ、「誤解なきように」と、お願いもいたします。

2012年06月23日 | Weblog


▼なにか書き込みをすると、多くの場合、「え? そんな受け止め方があるんだ」と、ちょっとだけ、びっくりするコメントも少数ながらいただきます。

 下掲のエントリーの中に、次の一文があります。
「日本海のメタン・ハイドレート調査航海をきっかけに、「寄付をしたい」という申し出を、びっくりするぐらい沢山いただいています。
 どうすればいいのか、いま独研の内部で議論しています」

 すると、「寄付の話が進んでいて、嬉しい。早く振り込みたい」という素晴らしい積極的な書き込みをいただきました。


▼その志、ほんとうに嬉しく思います。
 ただ、この一文の真意は「寄付を受け入れるのかどうかをはじめ、どうすればいいのか、独研内で議論しています」ということです。
 寄付を受け入れると決めたわけでは、全くありません。

 独研が株式会社であるのは、自分たちの食い扶持(ぶち)をすべて自分で稼ぎ、常に、誰にも遠慮することなく一切のタブーなく研究し、調査し、国民を護るための実務に携わるためです。
 坂本龍馬さんが、亀山社中を、日本最初の民間会社として設立したのと、基本的に同じ考えです。

 なにも利害関係のない一般の国民のかたがたから、祖国の希望のために寄付をいただくのは、たとえば補助金を受けたり云々とはまるで違うことは、もちろんよく分かっています。
 同時に、「すべてみずからフェアに賄うから、誰にも、いつまでも遠慮する必要がない」というのは、独研が独研たるゆえん、日本初の独立系シンクタンクであることそのものですから、ここは、じっくり考えさせてください。




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