中東は地球の呼吸を感じる地でもあります(*ちょっと手直しをしました)

2012年05月20日 | Weblog



▼日本時間は今、5月20日、日曜の夜7時半になろうとするところ。
 みなさん、あす朝の金環日食を愉しみにしつつ、天気予報にやきもきされているのかなと想像しています。

 ぼくは中東カタールにいて、同じ日曜の午後1時半になろうという昼時ですが、中東は今回の日食からは外れています。
 実はぼくも金環日食を心待ちにして専用グラスもふたつ、買い込んでいたので、すこし残念です。

 カタールは、過去に何回か参加している国際戦略会議です。
 テーマは「アラブの春」から、ギリシャをはじめとするユーロ危機、イランとイスラエルの戦争危機と、重大事が盛り沢山で、しかも、中東での会議なのにイスラエル代表団も参加していることを含め、世界の危機の当事国(当事者)がずらり顔を揃える会議です。

 ぼくは今回も、カタール政府からの公式招待です。
 会議開始にあたって配られた公式招待者の写真付き名簿によると、日本からの招待は、一民間人のぼくだけです。
 この会議ではかつて、現職の国会議員たちを含め日本から何人もの招待者があったのに、急速に日本の存在感が薄れ、とうとうひとりになったという感があります。
 しかし、いずれ、盛り返せるよう、ぼくなりに、民間人なりに、ささやかながら努力を続けます。
 ぼくは、独研(独立総合研究所)の研究員を同行しています。この研究員は、独研の自費参加です。正直、負担は痛いけど、広く世界を見る眼を育てねばなりません。

 ここカタールの首都ドーハの会場あたりは、最高気温48度、最低気温33度ほど。湿度も日本よりさらに高く、そうとうな環境ですが、ペルシャ湾のペルシャ湾らしい色を見ていると、暑さは気になりません。
 写真は、会場の窓から携帯電話で撮りました。


▼今回の中東出張は、5月19日土曜の朝に、まず羽田から伊丹に飛び、テレビ大阪の「たかじんnoマネー」という番組で、午後一番の生放送に出てから、6月に放送?する分の録画収録も出て、計2本のテレビがあってから、関西国際空港に向かいました。

「たかじんnoマネー」は、生放送はいいけれど、編集される録画の放送について、最近にさまざまにちいさな怒りを感じる出来事もあり、この地味ブログにも、それなりに書き込もうと考えています。…と言うか、途中まで書いているけれど、しっかり文章を定める時間がまだ、全くありません。そのうち、いつかアップできるでしょう。

 いずれにせよ、ほんとうは生放送も含めて、テレビにはもう出たくないという気持ちがますます強くなっています。

 ただ、「たかじんnoマネー」は、ご承知のように、たかじんさんが闘病中です。
 ぼくはタレントじゃないので、たかじんさんとも何の利害関係も無いけれど、男らしく闘病中のひとを横目に見つつ、ヤメルワケニハ、イキマセン。

 カタール政府が用意してくれた関西国際空港からのフライトは、出発時刻が深夜零時を回る予定だったから、テレビ番組参加での深い疲れもあって、ちょっとぐったりして空港内のスタバにいました。
 すると、いろんなかた、男女や年齢を問わず、さまざまなかたが「いつも視ています。元気が出ます」「さっきのナマ放送も視て、空港に来たんです」「勇気が出ます」と話しかけてこられるので、うーむ、自分個人の気持ちは別として、生きているあいだは、すこしは出ていなければいけないかなぁ、と胸のうちで思いつつ、求められたサインなどを、こころを込めて致しました。

 機中では、ちょうど日本の夜中にあたるフライトタイムになったから、見わたす限りの乗客のみなさんが、みごとに全員、熟睡されている雰囲気のなか、独研から会員制で配信しているレポートを、音を立てないように書き続けました。
 書きながら、「聯合艦隊司令長官 山本五十六」と「ALWAYS三丁目の夕日'64」の映画2本をちらちら視て、たくさんのことを考えました。
 映画そのものは、それぞれに腑に落ちないところもあったけれど、触発されて、考えることができたことはある、という感じです。
 ただし、ここ数年の日本映画に共通して、空虚な予定調和の傾向がずーっとあるのは、なぜだろう。
 小さくまとまって、予定調和で納得する。それは、いわば、おのれを見殺しにするような行為です。


▼このカタールの国際会議から、なぜ、ぼくに公式招待が来るようになったのか、その経緯は、まったく知らないのです。
 カタール政府とも、カタールのどことも、もちろん利害関係はありません。
 広い国際社会にはどこかに、戦略家の端くれとしてのぼくに、注目してくれるひとがいて、推薦してくれたようですが、それがどこの誰かは会議の事務局にもカタール政府にも一切、聞いていません。

 こういうことが起きるのは、関空でさまざまなかたが話しかけてこられたことと、どこかで通じている気も、ほのかにするのです。
 ぼくも、独研も、誰かに褒めてもらうためにやっているのでは無いので、すべてを天に預けきって、あるがままに生きて死のうと、砂漠の街にいます。


▼そういうわけで、関西テレビの報道番組「スーパー・ニュース・アンカー」とニッポン放送の報道番組「ザ・ボイス」に間に合うように、あっという間に帰国します。
 戦略会議が終わった、ほとんどその瞬間に空港に向かって、帰りの飛行機に飛び乗る感じです。
 それでも、近畿大学経済学部での講義は、やむを得ず休講です。

 帰国してからの日程のひとつに、鳥取市での講演があります。
 広く誰でも入れる講演で、講演料はすべて被災地に寄付される講演です。
ホームページがあります。


▼この書き込みを、ほぼ書いたあとに、急に手が離せなくなり、アップが遅れました。
 もう日本時間は、21日月曜の未明1時15分。
 いよいよ金環日食の日ですね。
 みなさん、朝を信じて、ぐっすり眠っていますか。
 ひとりでも多くのひとが、雲の切れ間からくっきりと金環を見ることができますように。

 ここ中東湾岸カタールの首都ドーハは、夜7時15分です。
 写真は、先ほどと同じく会場の窓からみた、今度は夜景ですね。


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