断腸の記   予告編

2009年02月23日 | Weblog



▼中川昭一財務大臣(当時)の問題会見と辞任をめぐって、先週の土曜に関西テレビでまとめて発言してから、「あなたに圧力がかからないか」といった、ご心配のメールなどをいただいています。

 財務省とマスメディア、つまりは日本の表社会でいちばん実権力を持っているかたがたに向かって、「嘘つくな」と公然批判しましたから、圧力や排除は当然、来ます。

 それも、こちらが告発しやすい、誰にも分かりやすい形ではまず来なくて、陰湿な形で来るでしょう。
 世論が気がつく圧力や排除はなく、ぼくだけにそれと分かるものが来るでしょう。
 それは承知のうえです。

 またネットを活用?した中傷なども当然、活発に始まっています。
 それはいつものことです。


▼ただし、ぼくは敗北主義には立っていません。
 独研(独立総合研究所)というシンクタンクの21人の社員の生活と将来に、重い最高責任も負っています。

 ひそかに苦しむことは、おそらく多々あっても、決して、潰されはしない。
 あまりに不当な圧力には、反撃も、相手が返り血を浴びる程度にはできる。それを信じつつ、行動しています。


▼関西テレビというローカル局ではあっても、関テレは人口の多い近畿地方の準キー局ですから、視聴地域の人口は2100万人を超えています。なにより今はネットで内容がどんどん全国と海外在住の日本国民に伝わるから、テレビで発言した以上は、逃げも隠れもできません。

「東京では遠慮する発言を、大阪では言う」というひとも、居るのかも知れませんが、ぼくはただの一度も考えたことがない。
 武士道からして、そんなことは考えられないし、そもそも現実には上述したように「大阪だから言っても大丈夫」などということはあり得ない。
 ぼくはいつでもどこでも同じ発言をしますが、在京局ではカットされることがあり、関テレは生放送でそのまま伝えているという違いがあるだけです。

 カットについては、テレビ局に固有の編集権があります。それはそれで大切なものです。編集権への干渉を許したら、報道の自由が揺らぎます。
 権力による編集権への干渉は決して許されない。
 一方、参加(出演)する個人は、その編集ぶりへの不満が強くて耐えられないのなら、出ない、どうにか耐えられるのなら、出る、それだけのことです。
 特に、ぼくのように芸能プロダクションと一切、関係を持たない参加者(出演者)なら、そうです。
 日本のテレビに出ているひとは、「え?このひとが」というような辛口のひとまで芸能プロに属していることが多いけど、属さないなら、指示も受けない代わりに、守ってもらうこともできません。
 他人の批評はしません。
 属さないことを選んでいるのは、ぼく自身であること、その責任だけを、これからも大切にします。


▼すべてを踏まえて申せば、圧力や排除を知りつつ、ありのままの行動をこれからも続けるだけです。
 しかし、ご心配のメッセージは、こころから、こころの底から、ありがたく思います。

 このごろのテレビ出演をめぐることや、声帯から出血して、そこから感染した肺炎とぼくなりに戦いながら講演をすべて続けている日々について、「断腸の記 その後」をすこしづつ書いているのですが、時間が全くなくて、なかなかアップにまで至りません。

 出版が遅れに遅れている新刊書の完成や、会員制レポートの執筆と配信が、やはり最優先ですから。
 だから、今朝も、これ以上は書けません。
 予告編ということにしましょう。

 心配をいただいたかたがた、もういちど、ありがとう!
 慰められ、勇気づけられます。

 けさの東京は、雨に煙っています。
 こんな日は、原稿を書くのに、ふさわしい。
 きょうは一日こもって、独研の社長としての仕事も電話とメールだけにして、ただひたすら、書きます。





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Unknown (★喫茶居酒屋「昭和」弐百参拾四日目★)
2009-02-23 09:34:13
460 名前: ■■■■■■■ [sage] 投稿日:2009/02/19(木) 20:38:17 ID:eGAMVPQJ
酩酊の原因が「飲酒」でありかつ
・本人が認める。
・客観的に「それ以外の要因」が考えられない。
であれば、一応「先進国」を任ずる国であれば「罷免」「その前の辞任」は免れないと思います。
その上で、次回の選挙でも落選の危機でしょう。

・飲酒もあったが、それだけではないと本人が否定
・それ以外の要因(服用薬の影響など)が有り得る状況
であれば、「名誉を汚さない形で辞任」で、選挙に関しては本人次第。

・飲酒していなかった。
・服用した薬の副作用
となれば、次回の内閣改造で交代、ってーのが「普通」でしょうか。w

マスコミの様子(とくにテレビ)は、異郷にあるため、解りませんが、
「総攻撃」なのは奇異ですね。私は「陰謀論」には懐疑的な人間ですが、
「会見をキャンセルさせよう」、程度の「工作」はあったかもな?
と思います。それとは無関係に
(関係あったらそれこそ「謀略」ですが。wそれは、どーでしょーか)
「あー。フラついてる。でもほっといて「恥」かかそう。」
ちゅー、官僚の悪意の相互作用かいなァ、と思ってます。

ただ、私の知人の範囲に限れば、
「日本人は「前線に立つ同胞を後ろから笑いながら撃つ」。」と見始めてます。
此れはホンマにヤバイ。海外での公式の場での醜態をもって国辱とするならば、
「海外の公式の場という戦場」に立つ相手に、「自己を律する」事を自覚させるだけの「敬意」を払え。
ちゅーのが、私の周囲の人間の「憤り」および「日本への嘲り」ですね。
大臣の「酩酊」にたいしては、「面白ねた」ニュースにすぎませんが、
この「日本人は卑怯者」観に関しては、底流で結構後々尾をひきそうな、いやーな雲行きです。
日本に青山在り! (えるぜ)
2009-02-23 10:23:21
青山さん、おはようございます。如月も最終となりましたね。今朝は優しい春の雨です。沈丁花の薫りが外気に含まれ華やかでさえあります。

久し振りの更新ですね。しかと拝読いたしました。
いつもの青山さんがやはりいらしていて思わず大きく
何度も頷きつつ、拝読いたしました。

「日本に青山繁晴 在り」

そう感じました。

今月も怒涛の如くのお仕事振り…
益々力強く、こちらまで鮮明に伝わって来ております。

先週のぶったまにて

「真っ直ぐ、真ん中から、自分の本音を信じて」

の力強い毅然としたご発言を拝聴しました。

何度伺っても、背筋がピンと伸びる心地です。
ピンポイントにて的を衝く、中央突破を実践し続けておられる青山さんのお言葉だから、皆さん、共感を持ちそれぞれが深く頷きつつ歩めるのだとそう、受け取っております。

今週もまた、更に迷走・混乱・情報錯綜そして嫉妬と悪意も混在する週となりそうですが、基本をしっかりと忘れず、動揺せず、穏やかなテンポを保ちながら
私は私の歩みを、青山さんの背中をしっかりと目で追いながら自分ができる最善を尽くそうと心新たに決意しています。
Unknown (アリッサム)
2009-02-23 11:19:54
いつも青山さんのものをハッキリ言うそういう姿勢が大好きです。
媚びる事をせず、臆せず、真実をありのまま伝えてくださる、これこそ私が真に求めているものです。
これぞまさしく日本男児、大和魂だ、と深くおもいます。
庶民の私にとって、TVでの解説が、ほんとうにたくさんの情報となり、元気と勇気と、物を考える、という力になっています。 いつも本当に感謝しています。
 声帯からの感染が肺炎にまでなっていたと知り、
本当に愕然としました。青山さんのTVは欠かさず拝見していますが、あの苦しいアンカーの放送日から知る限り、悪化されることなく着実に快復されているとお見受けしておりましたのに、やはり、
日ごろのお疲れ、多忙がさぞかしなんだなあと改めて思い知りました。
どうぞどうぞ大切になさってくださいませ。
何と言っても健康が全てです。健康であればやりたいことがなんでも出来ますから。
青山さんのTV出演こころよりありがたく思っています。

Unknown (TT)
2009-02-23 12:00:33
青山さん、こんにちは。

「ぶったま」をyoutubeで拝見しました。
中川昭一さんが人間不信にならないか心配になりました。東大出の優秀な官僚でも、人の道にはずれるようなことを平気でするような人にミスター円の資格があるのだろうか、と思います。気心の知れた人間の窮地に関わりながら、見て見ぬ振りをするどころか嘘までついて陥れ自分の保身を図るような人には信頼は置けません。G7での功績についても詳しく教えていただいたお陰で、あのニュース映像の不自然さに、今さらながら怒りを感じています。記者会見の一部だけでなく全体を通しての報道があれば、これほどの騒ぎにはならなかったのではないでしょうか。世論にとっては判断材料は不足し十分に考える時間もありませんでした。その隙に、野党と一部自民党がこれ幸いと大騒ぎし、テレビを見ている人もそれで納得している。考えてみれば本当に怖いことだと思います。

青山さんは、楽しくお酒を飲まれるようですし、武士道を地で行っておられるから心配無用かもしれないけれど、今回のことを見るとマスコミは陥れるためにはどんな手段でも平気で使うようなので、どうぞお気をつけくださいね。
目に見える恫喝や脅しよりも、信頼している人の裏切りや不実といった方が心配です。考えすぎかもしれませんが。

何より事実に勝るものはありません。しかも事実は何種類もありません。いつも仰られるように、きちんと確認を取られた憶測ではない事実の発信に努めておられる青山さんを応援しています。
ありがとうございます。 (みどり)
2009-02-23 12:09:36
日本に青山さんがいてくれて、本当に良かった。
これまで目を塞がれて気付けなかったけど
ネットで目の覆いがとれ始めました。
今、猛勉強中です。
青山さんの中川さんに関してのTVの動画を
さっき見ました。衝撃でした。
危険を承知での活動、ほんとうに感謝しています。
青山さんのことネットやらない人など周りに伝えます。
青山さんの健康と安全を心からお祈りいたします。
Unknown (吾)
2009-02-23 12:57:12
お体に気をつけてください。
応援しています。
久しぶりに訪れました (佐々木)
2009-02-23 13:18:14
こんにちは。
佐久の佐々木です。

you tubeによるぶったま、青山さんのブログも最近、とても忙しく見ることが出来ませんでした。

この不景気の中、佐久に2店舗目を出店させていただきました。出店にあたり、周りの皆様がずいぶんと気を使ってくださり、硫黄島の話同様、生きているというより、生かされていると感じるこの頃です。

ミーティングでは、20名近いスタッフすべてにニュースでズバリの硫黄島の講演映像を見せています。店では、厨房の棚の上にコップに水を置き、スタッフが出勤すると水と氷を入れ手を合わせてから仕事に入るのが習慣になっています。
店の営業が始まってからバラバラと出勤するアルバイトのスタッフも同様です。
まずは自分たちの出来ることから・とやっていますが、自分のつま先ばかり見ていてはいけないな・と思い頭を上げるため、恥ずかしながらこのサイトにやってきた次第です。

これからの不況を何とか乗り越えるため、スタッフの教育など所帯がが大きくなるとそれなりに悩みも大きくなりますが、いつも青山さんのことを思うと乗り越えようと元気が出てきます。

青山さん、気楽に実現してください。
そうすれば僕らもなんだか救われるような気がします。
Unknown (テレビ拝見しました)
2009-02-23 13:23:05
中川問題を巡る3つのポイント(マスコミの報道姿勢は?得をしたのは財務省?G7の成果は?)の解説ははズバリ明快で、自分が疑問に思っていたことを整理することができました。目から鱗です。安易な陰謀論に逃げるべきでない、などと終始本質を突こうとされる姿勢に感銘を受けました。
追記 (佐々木)
2009-02-23 13:23:06
青山さんの硫黄島の講演を見せて、スタッフ自ら、コップに水を入れて毎日手を合わせよう!と言ってくれたことを嬉しく思います。

硫黄島と書くときに「いおうじま」と入力すると一発で出るのに、「いおうとう」と入力すると反応しないのが残念です。
Unknown (むろたん)
2009-02-23 13:28:30
青山さんが出演される番組はできるだけ見ています。先週のアンカーあたりから声が戻られたようで、安心しました。

先週の、ぶったまもしっかり見ました。今回の中川さんの件に関するマスコミや外務省の対応の実態がよくわかりました。

これからも頑張ってくださいね。

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