すこしづつ…

2005年07月23日 | Weblog
…みなさんの書き込みにお返事していきます。

 新しくいただいたものからお返事するか、以前にいただいたものが先が考えましたが、申し訳ない、新しいものからお応えしていきます。

 書き込んでくださったかたは、どうぞ、ご自分の書き込みのところを時々、ご覧になってみてください。
 と言っても、たいしたお返事はできませんが、書き込んでいただいたかたの、そのさまざまなお気持ちは、ぼくの心のうちでしっかりと噛みしめています。



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Unknown (質問です)
2005-07-24 01:53:35
青山さんは、慶応大学仏文科を中退なさってから 早大政経学部を出られたんですよね?

華麗な経歴だなあ、と嘆息いたします。



そこで質問なのですが、早大政経学部とはどういうことを教えたりしていて、どういう雰囲気の学部なのですか?



実は今の私の職場には早大政経出身の人が多くいらっしゃるんです。話してみるとなかなかユニークというか、いい味出してる って感じの人が多いのです。

それでどういうところなのかな? とついつい興味を、、、。 
Re:質問です (青山繁晴)
2005-07-24 09:06:00
▼慶應義塾大学の文学部にいた当時のぼくは、おのれの果たすべき役割はなんだろうと、まだずいぶんと苦しんで考えていたころです。



 そして、早慶の違いがどうというより、文学部の世界から、社会科学の世界に移ろうと考えたのです。



 純文学を記す作家になろうという気持ちは変わりませんでしたが、自分の書きたいものを書くだけではなく、同時に、社会改革に寄与すべきだと考えていたからです。



 ところが当時の慶大は、文学部から経済学部への内部転部はできませんでした。

 そこで、慶大を2月に中退し、早稲田大学の政治経済学部を同じ2月に受験して、入学しました。

 途中入学(学士入学)ではなく、一からふつうに受験したのです。



 受験勉強というものはありませんでしたが、根がたいへん楽天的な性格なので、とくに心配はしなかったです。





▼早大に入ってから、驚きました。

 慶大とは雰囲気が何もかも違いましたから。

 早稲田に移ったおかげで、慶応の個性もよく分かったとも言えますね。



 早稲田は、入学の祝典でエンジの校旗をもった応援団員が、「大隈重信公の血染めの旗である」(真偽のほどは分かりません)と強調しましたが、慶応では、紺と赤のさっぱりとあか抜けた塾旗でした。



 女性の雰囲気もまったく違いました。

 慶応は、さらりと人生を楽しむ感じもあるひとが多かった気がしますが、早稲田では、ほんとうに真面目によく勉強するひとが多かったです。



 早大の政経学部については、高校生のころから「本格的な社会科学の学府」というイメージがあり、好感を持っていました。

 政治学と経済学を一体のものとしてとらえる考え方にも共感していました。

 重厚なイメージもありましたね。



 それは、あまり裏切られなかったと思います。

 ただ、大教室の講義だけは、閉口でした。紋切り口調の講義は索漠としていました。



 そしてぼく自身は、せっかく社会科学を学ぶために早大政経学部に入り直したのに、アルペン競技スキーに打ち込んでしまって、頭脳よりも身体を鍛えて卒業することになりました。



 骨折も4回、経験しましたが、そのときに鍛えた足腰と体力が、今のぼくをいちばん支えているのですから、分からないものです。



感激! (nikita)
2005-07-24 23:27:48
超ハードスケジュールの青山さん本人から大返事をいただけるとは感激です。

でもどうか無理はなさらないでください。

最近読んだ青山さんの著書の中に好きな童話ベスト3が載っていましたが、その中に私が大好きな「泣いた赤おに」があり、嬉しくなりました。

子供の頃読んで泣き、今も読み返しては泣いています。

一からの勉強の仕方 (kazuhito)
2005-07-27 11:14:25
私は神戸にて広告関係の自営業者です。

郵政民営化の盛り上がりと共にTVタックルを見るようになり青山さんに興味が出て「アメリカの正義と嘘」を読ませて頂きました。

もう目から鱗と言うか青山さんのような方が机上で評論する方々と違って実際に体験して(偏った見方ではなく)発言され母国日本を憂いており、また縁の下の力持ちとして「ああ日本にもこんな優秀な人が影ながら支えている現実もあるのだなあ」と本当に心から感動し世界情勢、世界の感覚etcが勉強になったことは言うまでもありません。

 私は恥ずかしながら学が無く一から国内、国外の政治、経済を大人としての新聞の記事

事象の真意が分かるぐらいにはなりたいなと

思い立つようになりました。(実際にタイムリーに分かるには青山さんのような知識や経験が必要になるでしょうが)

 個人的には高校の教科書を手に入れてそこぐらいからと思っているのですが大型書店に行けば類の本はたくさんあります。立花隆さんが「最初に読んだ本で固定概念が出来る

弊害がある」愉愉のことをおしゃってたのを思い出すのですが、上げてはキリが無いとは

思うのですが青山さんがこういう順序で勉強

すると良いと思われる書籍がございましたら

教えて頂きたいのですが。

めまぐるしい生活を送られている中よろしかったらアドバイスよろしくお願いします。

                敬具
kazuhitoさんへ (青山繁晴)
2005-08-03 12:01:35
 まず社交辞令ではなく、志が素晴らしいと思います。



 勉強のための書籍については、ぼく自身が本から学ぶより現場から学んできたので、あまりアドバイスをさせていただく資格がないと思います。

 日本で最大の読書家には、立花隆さんと、ぼくの友人でもある宮崎哲弥さんがいます。

 おふたりとも、読書家になるための入門書を出されていますから、そこからアドバイスをくみ取るのが一番近道ではないかなと思います。



 そのうえで、あえて申せば、ひとが社会にどう関わるかを学ぶためには下村湖人の「次郎物語」、アンドレ・マルローの「希望」などがあります。

 いずれも物語であって社会科学の本ではなく、しかも長いですが、もしも長く本を読み続けていこうとされるなら、こうしたスタートもありかな、と思います。

本当にありがとうございました。 (kazuhito)
2005-08-03 20:16:09
 大変ご多忙(私には想像もつきません)の中、お返事を、またアドバイスを頂きまして本当に心から感謝申し上げます。

 久しぶりに感動いたしました。

 市井の実感としてこれからなんか時代が変わりそう(良くも悪くも人次第)な気がします。倒幕~明治維新の時のような志ある青山さんへ私の祖母の口癖”身体が資本”という言葉を僭越ながらお送りします。

 ありがとうございました。