Our World Time

それから…

2014年02月10日 | Weblog
▼ひとつまえのエントリーで記した「ぼくらの祖国」ニュー・バージョンをめぐって、追記しておきます。

▽「ぼくらの祖国」(扶桑社。通称ぼくそこ、あるいは赤本)はこれで3つのバージョンになります。
 一つ目は、ほんらいの単行本。(発売からずいぶん年月が経ちましたが、紀伊國屋をはじめ店頭に置き続けている書店もあります。さまざまなネット書店では、もちろんたくさん在庫があります)
 二つ目は、電子版。(さまざまなネット書店にあります)
 三つ目は、オーディオブック版。(購入できるのはここです。2月11日からは、ここでもOKのようです)


▽ぼくは、ほんとうは青山千春博士と共著の「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニブックス。残念ながら、すでに書店では見つけにくいようです。ネット書店にはあります。ただし在庫はもう少なくなってきています。たとえばアマゾンで言うと、ここ。※アマゾンはフェアに税金を払ってください)と、「海と女とメタンハイドレート」(ワニブックス。同じく書店では、かなり見つけにくいかも。ネット書店にはありますが、やはり在庫はそう多くないようです。たとえばアマゾンで言うと、ここ)が、もっともっと読まれてほしいのです。
 そうすれば、この2冊も、電子版や、オーディオブック版があり得るでしょう。

 青山千春博士が、私的には配偶者だからということとは関係ありません。
 この女性科学者が、ほんとうはどんな道を歩んできたか、われらの自前資源をめぐってたった今、海の上でどんな成果をあげつつあるか。それが知られれば、カネのためには外国と手を結ぶ学者や、国益よりも私利私欲をほんとうは優先する政治家、官僚が、むしろ多数派を形成するという敗戦後の日本を変えることに、ささやかに寄与するからです。

 この女性科学者は、もっとテレビ番組でも発信できる機会があるべきだと考えます。しかし、ごく稀にしかありません。
 青山千春博士の属する独研(独立総合研究所)は今後も、テレビ局に売り込みなどは一切しません。ありのままに記した著作が、ひとりでも多くの人に読まれることぐらいしかきっかけがないのです。

 青山千春博士の業績は、学会では、今のところどうにか発信できることもあります。
 一般の方でも事前に登録などをすれば参加できる学会もあります。よければ、お出でください。
 学術論文は、たくさん公開されています。
 これはあくまでプロの学者向けの学術論文ですから、一般には決して理解しやすくはありません。そのためにも、ぼくと共著で上記の2冊を上梓しました。


▼ところで…「ぼくそこの続編の装丁は、どんなですか? 赤本と呼ばれる、ぼくそこから、どんな風に発展するのですか」という趣旨の楽しい書き込みも頂きました。

 むふふ。
 実は、ぼくの案を元に、先日、最初のデザインがあがってきたのです。
 正直、執筆のモチベーションが高まりました。

 まだ手直しするので、アップはしませんが、ヒントをひとつ。
 本の装丁の常識をひとつ、打ち破ってみました。

 ちなみに、ぼくそこが赤本と、みんなに呼ばれているのは、その装丁からのイメージです。(見てみたい人は、たとえばここ。あるいはここ
 ぼくそこのあとに出た、「救国 超経済外交のススメ」(PHP)は「青本」と呼ばれています。(装丁を見たいひとは、たとえばここ。あるいはここ

 赤本と青本のあと…さて、さて。
 また今度ね。