ユーロな日々

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韓国はこんなものなのか *韓国-UAE 2-0

2004年07月24日 | Asian Cup
前半はUAEのリズムだった。韓国がボールを持つと、さっと退いてスペースをなくしてまう。仕方なく韓国が入れてくるところを狙ってボールを奪い、すばやくカウンターをしかける。何度も危うい場面があったが、GKの好セーブなどで、韓国はなんとかしのいでいた。
しかし先制したのは韓国だった。
左サイドをかけあがったところをUAEがとめてFKをとる。ビデオでみると韓国の選手は自分から飛んでいて、シュミレーションだが、審判にはわからなかったろう。
FKのコースも、イ・ギョンドクのヘディングも素晴らしかった。

後半になっても、UAEはなかなかエンジンがかからない。
受けてカウンターで刺すとういうパターンは得意なのだが、全体を押し上げて部厚い攻撃をしかけるということができない。
しかし韓国のパクが2枚目のイエローをもらって退場というラックが転がり込んだ。しかも後半10分で、時間はたっぷりある。
さあ、たいへんだと思ったが、結局これが幸いした。
韓国は4バックにかえ、ディフェンスの集中力が高まった。攻撃はカウンターであまり人数をかけず、慎重に戦った。
UAEはしだいに全体を押し上げてきたが、攻撃には迫力がなかった。そしてロスタイムに、途中出場のアンジョンファンにとどめを刺されてしまった。
先制されてなかったら、韓国が前がかりにきたところを突いて足をすくうことができたかもしれないが、結局地力がなかった。

しかし韓国はこんなものなのか。スコアレスドローに終わったヨルダン戦も迫力がなかった。3トップに3バックがこの監督のウリなのだが、これまでのところ、うまくいっていない。
準々決勝で日本は韓国とあたる可能性がある。
しかし日本もオマーン戦ではよくなかった。
今日のタイ戦はどうなるか。