チャリンコ漫遊

ゆ~っくり、の~びり、新しい景色と新しい世界を求めて…リンリン・尺八・田舎暮らし… 

朝日新聞〈響き紀行〉無双の名鐘「時の鐘」を訪ねて

2012年05月15日 | リンリン


資料によりますと
1634年(寛永11年)大坂町中時報鐘として設置、高さ1.9m、直径1.1m、重さ3トン。
1970年大阪有形文化財工芸品第一号指定。

戦時中の金属供出を免れたこの鐘の鐘楼は4度の火災等にあい5度目の鐘楼とか…




江戸時代徳川家光の土地税の永代免除の通達に恩を忘れないように大坂の町民が作ったと云われる「時の鐘」を訪ねました。
釣り鐘の有る町の名はそのまま“釣鐘町”となっています。




朝日新聞(響き紀行)を見て訪ねる事にしたのですが同じように新聞を見て来たと年金受給者らしき個々の男性が数人……

新聞の影響力は凄いと感心した次第です。

12時にはコンピューター制御による鐘がなるとの事で待つ事に……




曽根崎心中の
〈この世の名残 夜も名残 死にに行く身をたとふれば あだしが原の道の霜……
あれ数ふれば暁の七つの時が六つなりて 残る一つが今生の 鐘の響きの聞き納め寂滅為楽と響くなり〉資料から…


心中から300年、二人が聞いた同じ鐘の音を聞いたと云うことですよね…、

何か温ったかいものを感じ鐘楼を後にしました。


近所で‘時の鐘’の事を聞いたのですが余り知られて無くて道行くお婆さんに尋ねましたらナント行く先と反対方向なのに戻って案内して下さり恐縮恐縮、
お地蔵さん参りに行くと云われたお婆さん、ほんとうにありがとう~
コメント
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