以前「ほほ日」で、印象に残ったコラムがありました。
糸井さんの文章は独特の言いまわしで、日ごろの見過ごしそうなちょっとした心模様などを、
分かりやすい文章で書いておられて、なるほどと思うことが多いので、
毎日訪問するのは無理ですがまとめて読んだりしてます。
それは、いい文章について書いてありましたが、
いい文章というのは上手下手ではなく、言葉を自分を表現する道具としてちゃんと使えてること、
つまり自分らしい文章なのがいい文章だというようなことを書いてありました。
それを読んで思ったのは、時間がある時にあちこちにハシゴしながら、
いろんなブログを訪問することがありますが、面識がないからよけいにそう思うのでしょうか、
<その人らしくないブログ>というものに出会ったことがないなぁ…という事です。
ほんとうに「文章」というのは不思議です。
どのブログからも、その方の持ち味というか感じが伝わってくるのです。
久しぶりにかかって来た電話でも、その声の主がわかるように…。
それに近いような個性があるように感じます。
たとえば思い切って髪型のイメージチェンジをしようと思います。
自分では変えたつもりでも、やっぱり「…らしさ」はどこかに残ってるものです。
それは元々の根元からの髪の生え方や髪質が変えられないからかも知れません。
しゃべり方や声をなんとか変えようと努力しても絶対現れるように。
それ以上でもそれ以下でもない、「らしさ」はいいと思います。
☆着地ネコらしい瞬間!☆
調べましたら、「ダーリンコラム」2007年3月26日<ぼくの「いい文章」論>でした。