むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

日帰り 晩秋の赤城へ・・・・ そして。

2014-11-23 23:08:23 | 日記
日曜日・・・・

ふとした事から今日は早朝から車で群馬方面へドライブに出掛ける事に・・・・。

行き先は前橋市にある「道の駅 あかぎ」・・・・ ここは日帰り温泉施設が付帯しており 「晩秋の風景を眺めに行くのも悪く無いでしょ?」と 両親を連れて日帰り行程のドライブを急遽立案した次第。

3連休の中日とあって 道路の混雑具合が予想出来無い・・・・ しかも群馬方面へは紅葉見物の車も多いだろう・・・・って事で、敢えて高速道路を使う事無く 一般道を使って行く事にしましたが、これが正解だったみたい・・・。 自宅を午前7時30分に出発し、途中 熊谷市内まで90分・・・、県境を越え、上武道路(17号線のバイパス)を通って、途中 「道の駅 おおた」に午前10時30分に到着、 ここで休憩T&朝取りの野菜類を買い込んだ後、目的地の 「あかぎ」には11時半に到着しました。 車中のラジオで 関越道の渋滞情報が流れていましたが 道中 一般道での渋滞は皆無で まさに大正解!といったところでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

到着早々、温泉施設に向かい 正午を跨いで露天風呂を満喫しました。 今日の群馬地方、日中は非常に暖かくて絶好の行楽日和といったところ・・・・、群馬といえば赤城山を越えてくる「からッ風」を心配していましたが 今日に限っては そんな心配も要りませんでした・・・・。
温泉から上がった後、施設内の食堂で昼食をとりましたが 風呂上がり・・・ それも温泉という事もあってか 体がポカポカして汗が止まらない・・・・(笑)、おまけに空腹が満たされてしまうと 今度は眠気がやって来る。 今日のイベントはこれで終了?なんだけど、帰路の運転が残っている訳です・・・。 その眠気を覚ますべく 帰路の途中 ちょっと寄り道をしてみる事にしました・・・・。 もっとも自分にとっては この寄り道こそが本日のメインイベントだったりした訳ですが・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この「道の駅 あかぎ」から車で10分ほどのところに上毛電鉄の「大胡(「おおご」と読みます)駅」があり、ここを訪問してみたかったのです。 ※ 数日前、ここに書いたんだよね・・・・上毛電鉄を観に行きたいって。 この大胡駅には電車区が隣接しており 日中は幾つかの車両が構内に留置されているので片手間的な撮影にはピッタリ!と考えた訳です。車を走らせてみれば あっという間に大胡駅に到着・・・、車に両親を残したまま カメラ片手に上毛電車の撮影をする事にしました。駅構内に沿った道を歩いていくと留置中の700系電車が見えてきました。 嬉しさのあまり 早速スナップ撮影を楽しんでいると 電車区の事務室から研修区の方が出てきて 私に話しかけてきました・・・ 「庫内を御案内しましょうか?」 と・・・。 以前からここ大胡の電車区見学が出来る事は上毛のHPで知っていましたが それには事前予約が必要・・・、今日は思い付きの訪問であり、且つ何時に行けるかも判らない行程だったので 無論予約等はしていませんでした・・・。 そんな中での 突然の申し出に 当の自分も キツネに抓まれたような不思議な感じになりましたが こんな機会はめったに無い事と思い、研修庫を見学させて貰う事にしました・・・。

木造で歴史を感じさせてくれる大胡電車庫・・・・



中に入ると上毛のアイドル?ことデハ101の姿がありました・・・・







庫内を見学すると そこはまるで博物館のようです・・・・

東急からやって来たデキや東武鉄道の鉄製有蓋車等々・・・・





庫内の奥には黄色い車体のデハ104が佇んでいました。



このデハ104・・・すでにモーターは取り外されて自走は出来ないとの事でした・・・・。 

こうして改めて写真を見てみると 本当に足元がスカスカになってました・・・・・(笑)



黄色は上毛電鉄の旧塗色・・・ 今一度本線を走る姿を観てみたかったです。


最後は現用の700型電車を撮影・・・



自分的に本当はこっちが撮りたかっただけだったりするのです・・・・(笑)。



元は京王井の頭線を走っていた3000系電車を譲り受けたもの。



京王時代と同様、各編成ごとに顔の色?が異なっています。



移籍後 もう二十年近く経っているので もはや上毛の顔として馴染んでいる感じでした・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いや~っ、予想外な突然の事とはいえ それからはまさに夢のような気分でした。長い歴史を持つ由緒ある上毛電鉄の歴史を肌身で感じる、というか まさに大人の社会見学という感じ・・・。 いやはや 本当に感動モノでした。庫内見学の後、構内で自由に車両撮影を楽しんだ後、最後に御礼として今や貴重となった大胡駅の硬券入場券を3枚購入、改めて深々とお礼をして検車区を後にしました・・・。 未だ夢気分のまま 再び駅まで戻って来ると そうそう、両親を車に残していたのを忘れてた・・・・(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうしてすっかり眠気もぶっ飛んでくれたので 再び愛車のハンドルを握り帰路も一般道経由で家路につきました。途中 高坂付近で渋滞に遭ったものの それ以外は特に滞る事も無く 18時30分に帰宅となりました・・・。
正味11時間の日帰り旅行でしたが 街路樹の紅葉や 晩秋の赤城路を満喫・・・良い休日となりました。