けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

宙に浮いた

2009-10-16 19:03:36 | football
ジダンが帰ってくる
本日のMARCA紙の1面は「ジダンが帰ってくる」です。


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ジネディーヌ・ジダンがレアル・マドリーに帰ってくる。レアル・マドリーにおけるフロレンティーノ・ペレス第1期に獲得したビッグネームが、この土曜日に帰ってくる。MARCAの独占情報によると、このフランス人は、明日サンチアゴ・ベルナベウのパルコに登場し、そして来週からレアル・マドリーのフットボール委員会(Comite de Futbol de Real Madrid…他に適訳はないかな)に加わるだろう。
Ulises Sanchez-FlorによるMARCA紙の情報では、ジダンはバジャドリ戦に随行するだろうとされている。これが、彼のベルナベウの貴賓席へのデビューであり、筋萎縮性側索硬化症(esclerosis lateral amiotrófica; ELA)に対抗する協会のメンバーとしての登場となる。レアル・マドリーは、この協会をサポートする共同したアクションを行うこととなる。
ジズーは、主役となることを望まず、話題の中心から離れていることを望んでいる。今回のテストケースでは、ジダンは自身のオフィスも持たずレアル・マドリーの被雇用者ともならないだろう。それでも彼は、クラブの首脳たちが、フットボールの話題において彼が必要とされるあらゆる事態で彼のイメージをやりとりするのに役立てるポジションに身を置くことになるだろう。
おそらく、最も大きな反応があるのは、リベリが最終的にレアル・マドリーのユニフォームを着ることという彼の願望だろう。ジダンはこのことを隠さず、複数のメディアに対して語っている。
「私は、レアル・マドリーがリベリを獲得できることを期待している。それが私の望みだ。」
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実際にジダンはどのくらいの権限があるんだろうな、という疑問を感じます。記事にもあるとおり、彼のイメージが生きる場では大いに利用される(言い方は悪いけど記事の書き方としてもそう受け取れた)だろうけど、選手獲得やチームの構成などに口を挟む権限はもらえるんだろうか……うーん、ぜんぜんわかりませんが、フロレンティーノ・ペレスはそうはしない、ように思う。
何か、無邪気に「お帰り」とは言えないような、おさまりの悪さを感じます。杞憂ならいいんだけど。


かつかつです
金曜日は10時30分から非公開でトレーニングを行ったマドリー。昨日のトレーニングまでに帰って来られなかったカカとイグアインも、金曜のトレーニングには間に合ったようですが、イグアインは今朝マドリーに到着したとのこと。短い記事ですが、ASから
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マドリディスタのFWゴンサロ・イグアインは、W杯南アフリカ大会への出場権をかけたペルー戦とウルグアイ戦を終えて、今朝戻ってきた。イグアインは「ウルグアイ戦で戦って、12時間フライトした後で、疲れてるよ。」と言っている。
マラドーナによって先発に据えられた「ピピータ」は、アルゼンチン代表監督が、南アフリカ大会への出場を助けてくれたことについて感謝し、W杯に出場できることを喜んでいる。
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本当にお疲れ様。アルゼンチンの試合内容自体は、やはりあまり良いものではないようですしイグアインも苦労したとは思いますが、初めて召集されて1ゴール。良い仕事をしてきたな、と思います。

というところで、バジャドリ戦に向けた召集選手が発表されたのでそちらの方を。

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルベロア、ガライ、ペペ、アルビオル、マルセロ、ドレンテ
MF:カカ、ディアラ、ラス、シャビ・アロンソ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウル、ベンゼマ、イグアイン
負傷による非召集:グティ、ファン・ニステルローイ、クリスチアーノ・ロナウド、ガゴ、メツェルダー

注目点の1つは、アルベロアの復帰でしょうか。少し前のMARCA記事では、負傷者の中でもグティとアルベロアにバジャドリ戦召集の可能性があるとしていましたが、最終的に召集リストに入ったのはアルベロアのみ。昨日辺りは、アルベロアの復調具合にも疑問符が投げかけられていただけに、とりあえず間に合ってよかった、と思います。ただし、ASは「先発はない」としていますから、完璧な状態とはいえないんだろうと思います。
一方、間に合いたがっていたグティは、結局リスト外に。でも、召集の可能性があると書かれていたということは、グティはミッドウィークなら間に合うくらいの状態なのかもしれない。希望的観測ではありますが。
次に注目すべきは、ガライかなあ。入りました。昨日は膝の打撲で室内別メでしたが、何とか間に合わせてきた感じ。でもやはり、こちらも先発の可能性は低いだろうと思います。
こんな感じで、多少無理を押してでもトップチームで18人、とペジェグリーニは数を合わせてきましたので、カスティージャ等下部組織からの召集はナシになりました。

でも、アルベロアとガライは様子見、カカとイグアインも疲労があって、ミッドウィークにはミラン戦、となると、うまくバジャドリ戦の11人を組むのって、相当難しいなあ……。

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