小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

新刊「ルポ 産ませない社会」(河出書房新社)

2013-06-19 23:32:06 | Weblog

 この2年間、取材してきたものがようやく単行本になります。
 6月21日頃から順次、おそらく24日頃には店頭に並ぶのではないかと思います。

 「ルポ 産ませない社会」河出書房新社 1600円+消費税 304ページ!

 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309246222/

 帯より~
 
 ――“孤育て”、‘妊娠解雇’、職場流産、ベルトコンベア化するお産・・・・
 なぜ、今、子どもを産むことに前向きになれないのか。

 「産めない」のではない。 社会が「産ませない」のだ。

 子育てを未だに「女性」だけに押し続ける現実を問う、痛切なルポ。

 国は子育てに関する財政出動を嫌う。
 保育所の増設は費用が嵩むため、育児休業の拡充に逃げる。
 保育所を増設しても、規制緩和といって市場開放する。
 民間企業は、利益を優先し、保育の質の劣化を招く。
 そして、良い保育が消失されつつある。

 まるで、「子どもが心配なら家で(母親が)みろ」と言わんばかりの環境が整ってはいないか。――


 第1章 なぜ、親になれないのか

      今、親になると孤立してしまう理由
      就職氷河期世代が妊娠期に抱える問題
      年々増える35歳以上の高年齢出産
      “女性誌的”育児の間違い
      自分の満足のための妊娠
      親になることを否定する職場
      男性の育児休業の現実   
                  など
       

 第2章 ベルトコンベア化するお産

      悲鳴を上げる産科医療
      医師が忙しすぎることで起きる弊害
      どこに勤めても悲惨
     「病院によって、こも違うものか」
     “セレブクリニック”でのお産
      激減するベテラン助産師 
                   など 
       

 第3章 奪われる子どもの幸せ

      過酷な労働を強いられるNICU
      丁寧なケアが否定される
      「ありがとう」が消えた職場
      貴重な小児科医の妊娠解雇
      この病院で産んでよかったと思えるか
      なぜ女というだけで働けないのか
      虐待を直視する職場
                  など
 

 第4章 良いお産に向けて

      赤ちゃんを迎える親に伝えたいこと
     「仕事をしているからこそ、育児もがんばれる」
      離職率を激減させた病棟
      奮闘する地域の診療所
      医療の高度化の「その後」が問われる時代
      見直されるべき母乳の素晴らしさ
      支え合える場所をつくる
      子どもを産める社会に向けて
                  など


 前著「ルポ 職場流産」岩波書店もあわせて読んでいただけると、より、マタニティ・ハラスメントの実態から知っていただけると思います。



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