何日か前から夜香木が咲き始めている。
毎晩の晩酌に彩りを一つ贅沢に付け加えてくれている。
今年最後の夜香木の開花である。
まだあと一週間ぐらいは楽しめるであろう。
だが、暖房を付けた部屋では開花した花たちの成長の具合も自然ではない。
自分の都合に合わせて申し訳ないと思うのだが、これは夜香木に勘弁してもらいたい。
今はその罪滅ぼしと言うべきであろうか、ベランダで気持ちの良い陽射しを浴びてもらっている。
しばらく日向ぼっこを楽しんでもらおう。
今年はせん定せず部屋に入れ、この冬を乗り切ってもらおうと考えている。
と言うのは昨年の冬のせん定があまりうまく行かなかったからであろう、今年は思うように枝がなかなか伸びてくれなかった。
これは自分のせん定が良くなかったからであろう、だから、今年は自由に夜香木に任せてあげようと思う。
もう来年の春のことを今から期待している。
とりあえず、日向ぼっこが終わったら、言い聞かせように、「春には勢い良く育つんだよ」って、この声は届くのだろうか。
きっと届くであろう。
いつもよりも早くから今日はブログを書いていると、一階で寝ていたあんが自分の部屋の前で今「ヒュ~ン」と鳴いて、自分を呼んだ。
「多摩川に行こう」と言うことであろう。
昨日も多摩川に行っていた。
物凄く気持ちが良かった。
今日のこの天気も気持ちが良いこと、間違えなし。
かけがえのない今日を思う存分楽しもうではないか。
生きる意味に答えるように。
生きる意味を答えるように。
すべてを抱きしめるように。
愛するように。
「ありがとう」と伝えよう。