ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

ハワイ島☆観光 ヒロ側

2010年09月26日 | Hawaii
土曜日は島の反対側であるヒロの方へ行ってみた。
ソロ指導をしたパムが一緒に行こうと誘ってくれた。
パムはヒロ出身なので、ハワイ島、特にヒロ側のことは良く知っている。
今回の行き先は
Akaka Falls
Waipio Valley


パムとパム旦那のジャックが朝8時にホテルに迎えに来てくれた。
セダンの車内にはジャンとジャン旦那のエドも乗っている。
これにキリと私が乗るのは無理だよな、と思い
「じゃあ後ろから付いていけばいい?」
と聞くと
「ううん、Shantiaは運転しなくていいのよ。
ちゃんと乗れる方法を考えたんだから!
隣のホテルで他のみんなと合流するまでだから大丈夫!!」
と言って、運転席にジャック、助手席にエド、二人の間にパムが座った
そんなこと可能なの?!



どうみても窮屈そうなんだけどパムは
「これ、意外と楽よ
といい、助手席のエドは
「君はいい腕置きになるねぇ
といい…。
後ろでジャンと大笑いしたね。

隣のホテルで他の4人(車2台)と合流して、ジャンが別の車に乗ることになったのでパムが後部座席へ移動。
なんとなく
「『Big Island Candies』ってヒロでしか買えないの?」
と聞くと、
「え、Shantia、行きたい?
ジャック、時間があったBig Island Candiesに寄ってね
って。
ここからヒロ出身パムがおもしろくなった。
しばらく黙り込んでるかと思いきや急に
「あなたを是非『Two Ladies' Kitchen』に連れて行ってあげたいわ!
大福や饅頭がとても美味しいのよ!!
私のお気に入りは粒餡入りのきなこ餅
以前はね、ヒロ土産って行ったら『Big Island Candies』だったけど最近は『Two Ladies' Kitchen』の方が定番になってきてるくらいなのよ
ねぇ、ジャック、その時間もあるかしら??」
と言い、しばらくすると
「『Cafe100』!!ヒロと言ったらここよね!ロコモコがすごく美味しいのよ!
…ランチ、『TEX』じゃなくて『Cafe100』にする??」
と言い、さらに
「『Itsu's』に行かなきゃ!Shave Iceが絶品なの!!
あ~、どうしよう!Shantiaを連れて行きたい場所がいっぱいあるわぁ!!
Shantia!私たちと一緒にヒロに1泊していけば??」
と提案。
そう出来たらいいのですが、翌日のフライトを逃すわけにはいけませんし…。
運転席で次々と妻の提案を聞いていたジャックは苦笑するしかなかった。

ヒロが近づいてきてジャックが
「で、どうするか決めた?」
とまだ決めきれない妻に聞くと横からエドが
「僕はトイレに行きたいよ」
と発言。
「じゃ、『Big Island Candies』でトイレ休憩ね。
エド、決めてくれてありがとう
と行き先決定。
後ろの車2台はただ先頭に着いていくだけ。



コナからヒロに行くには複数のルートがあるけど、今回私たちが通ったのは真ん中のサドルロード。
マウナケアとマウナロアの間を走る。
以前はでこぼこだったらしい道路もきれいにアスファルト化していて、パム達が驚いていた。
ヒロに近づくと両側にオヒアレフアの木がいっぱい生えていて真っ赤なレフアをたくさん見ることが出来た。

『Big Island Candies』で短いトイレ&買い物休憩をした後に最初の目的地であるAkaka Fallsへ。



結構奥まで走らないといけないなんて知らなかった。
自分で運転してたら絶対迷ってそうだな。
地元民パム&ジャックが運転してくれてよかった

滝を見るには短いハイキングコースを歩かなければいけない。
きれいに舗装されているので全然問題なし。
でも最初が階段なのでストローラーは使えない。
ハイキングコースは右回りと左回りがある。
今回はワイピオ渓谷の予約の時間があるので、左にいってAkaka Fallsだけを見ることに。
ちょうどこの時期はイエロージンジャーとホワイトジンジャーが咲き乱れていて、ハイキングコースは花の香りで満たされていた。
まさにハワイの自然の中を歩いてます!!って感じ。



ハイキングコースを5分ほど歩くと到着、
Akaka Falls



落差129mの滝は壮大で美しい~

ここであまりのんびりもしていられないので滝の美しさを脳裏に納めたら次へ。

次の目的地は『ワイピオ渓谷』
シャトルバスを予約しているらしい。
でも腹が減っては戦は出来ぬ、途中のホノカアの町にあるレストラン『TEX』にパムが電話で注文を入れる。
9人分のハンバーガー(オリジナル、照り焼き、フィッシュ)にはそれぞれポテトがつく。
これに『TEX』名物のマラサダ
ド田舎にあるのに観光バスまでやってくる人気店だから、注文を電話で入れていたにも関わらず結構待つことになった。
なので、ワイピオ渓谷のシャトルバスの時間1時には間に合わず、次に開いているという2時半のシャトルツアーに参加することにした。
おかげでワイピオ渓谷のギフトショップでのんびりハンバーガーが食べれたし、店内をゆっくり見て回れたし、結果的には変更して正解だったね。



ギフトショップでShantiaは本のしおりを購入。
コアの木で出来ていて、大好きな花ティアレが彫ってあるしおり。
紙製ではないかわいいしおりには目がないんだよねぇ

2時半になりシャトルバスがやってきた。
マイクロバスというか14人乗りのバンというか…。
3列目の真ん中にキリのカーシートを取り付けてみんなで乗り込む。
2時半のお客は私たちだけ。
それでもキリを入れて10人だからバスはいっぱい。
このバス、入り口のスライドドアを開けたまま走る

ワイピオ渓谷の入り口には展望台がある。
そこから見渡すワイピオ渓谷は本当に絶景!!



深い谷に広がる緑地、反対側に見える断崖、黒砂のビーチ、穏やかな海!!
ここは昔からハワイ人にとってとても大切な場所。
今でも谷底には40家族くらいが住んでいるらしい。

展望台の先は四輪駆動の車かシャトルツアー以外の車は立ち入り禁止。
なんでだろうなぁ、と思っていたらその答えはすぐに分かった。
谷底に降りる斜面の傾斜は25度
崖沿いに作られた狭い車道ってだけでも危ないのに、25度の傾斜って!!
時速10マイルでゆっくり降りていく。
ドアはもちろん開いてます

車の進入は制限されているけど、徒歩で入る分は自由。
この超急斜面を徒歩で登っている人達とすれ違うたびに
「シャトルツアーでよかった」
とみんなが思い、
「あとちょっとよ~」
と声をかけてあげると、どのハイカー達も
「あとちょっと…あとちょっとね…」
とわずかな希望にすがるような口調でつぶやいていた
なんで最初にこの斜面を徒歩で降りようと思ったんだろうなぁ。
降りたら登らなきゃいけないのに。
下から見上げると心底
「…絶対無理」
って思うくらいの斜面。

谷底にはいろんな植物があって見るのが楽しかった。
スターフルーツ、マウンテンアップル、グアバなどの果物を見てみんなで
「あ~、いいなぁ~
と言う。
みんなの目を惹いた植物は眠りハイビスカス
鮮やかなオレンジかかった赤色ですごく映えていた。



ワイピオ渓谷で私達が一番楽しみにしていたのが
Hiilawe Falls



こちらもフラダンサーなら絶対知っている名曲『Hiilawe』になっている滝。
近くまで行くには谷底から1~2時間のハイキングをしないといけないらしい。
シャトルバスが通る道からも遠くにヒイラヴェは見える。
落差442mで世界最長らしい。
今は雨の少ない時期でヒイラヴェは細く、隣のハカラオア滝は完全に乾いていたけど、それでも見ごたえ十分!!

ヒイラヴェが見える広場でバスを止めてもらい、マーシャが持ってきたウクレレをエドが弾き、またまたマーシャが用意した歌詞を見ながらみんなが歌い、私Shantiaがヒイラヴェを背に♪Hi'ilaweを踊ることに。
こんな貴重な経験滅多にできない!!
広場周辺の住民も見に来てた
ジャックはいつも通り録画係。
ビデオカメラも持ってきてたのね。



私達がヒイラヴェを満喫している間、キリは車でぐっすり寝ていた
いい子だねぇ。

シャトルバスはさらに進み、ヒイラヴェから流れてきているという小川を渡る。



水量が増える冬は通れなくなるんだそうだ。
反対側に住んでいる住民たちはどうするんだろう、と密かにに心配した。
そして次の小川の中でUターン。
川の中でっていうのに笑ったね。
この小川は乗馬コースにもなっているらしい。
なんでもありって気がしてきた。



降りてきた25度の急斜面を登りギフトショップでシャトルツアー終了。
貴重な経験が出来て嬉しかったわぁ。

ジャック&パム、ジャン&エドはこの日ヒロに泊まるので、帰りはマーシャ&スーザンの車に乗せてもらった。
ワイメア~カムエラを通り再びコナへ。
日帰りだったけどいろいろ見れたなぁ。
ハワイ島、コナ側もヒロ側も見所たっぷり!!

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