自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

KATHMANDU 最終日

2009-05-20 13:27:40 | チベットの子どもたち
今日は帰国の日。

「日本から始めてお見えになる方は・・・・

みなさん、2~3日目に高熱が出るんですよ」

千晶さんから、そう言われていました。

「でも、浄化なんです。きっと。だからすぐに下がるんですけどね」



ボクは、どうやらその浄化が起きなかったのか、幸か不幸か熱は出ませんでした。

ただ、朝起きると、何だか体がだるくて、
「これで熱を出しながら帰国したら、成田で足止めされちゃうなぁ・・・・。」

「そんなことになると、週末に予定されているファシリテーターコースはどうしよう。」

目覚めの朦朧とした中で、いろんな思考が巡っていました。

で、結局、何ともなかったんですけど。

ボクの旅の最終日はいつも、(グロースもそうなんですが)猛烈に天気が良くなるんです。
不思議ですが。

カトマンズも、猛烈な太陽の日差しがホテルの部屋に差し込んでいます。


スモッグでかすんでいるため、快晴というわけではないのですが、光の種類が日本とは違うような気がします。




さて、きょうは、観光旅行に徹します。

まずは、スワヤンプナート。
丘の上に建つ、寺院です。

白いストゥーパ(仏塔)が、あの「目玉」と一緒に目に入ります。

 

山の入り口からは、急な階段が一気に山頂まで続きます。
その途中には、貧しい手が通りがかる人にお金をねだります。

まだ幼い子供が二人の赤ちゃんを膝に眠らせていたのを見た時には、胸が痛みました。

この現実を、ボクはただそのまま受け止めることにしました。



求められるままに、小銭を上げることも、何かを買ってあげることも、大事なことには違いないけど、ボクがこのことを日本の子どもたちに、伝えていくためには、まずこのままの現実をしっかり見ておこうと決めました。

急な階段のいたるところにそんな貧しい人たちがいます。


ネパールの、いやアジアの貧困の現実は、こんなものではないでしょうが、今の日本では考えられない現実が目の前に広がっていました。


スワヤンプナートは、いつも何かしらのお祭りがおこなわれているようで、この日も、供物を納める長い行列ができていました。



信仰なのか観光なのかわからないけれども、とにかく人がたくさんいました。
見晴らしもすごかった。

カトマンズの町が360度見渡せます。

でも正直なところ、千晶さんに連れて行ってもらった、ボダナートのほうが、ボクは好きだったなぁ。

よし、もう一度ボダナートへ!


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