音楽屋は何処まで行っても道楽屋。        

もう戻る事は無いかもしれない?
暫くは此の侭にして、もう少しの間現役でいる為に片方の草鞋を繕う必要がある。

川床の無い貴船は寂しげ

2008-12-05 20:51:11 | 道草道


            貴船の渓流に居た鳥?


 矢張り貴船の紅葉は完全に終っていて、旅館の人達が表へ出て
彼方此方で枯葉の清掃をしていた。
「皆さん、遅すぎました。もう紅葉は死にました(貴方達の神は
死にました)」(シャンソン、「死の発明者」の一節)と
言われている様だった。
昔は良く来た、御馴染みだった旅館も健在だったが顔を出すのは
止しておいた。
川床も無く、楓の木に葉も無い寂しげな渓流で、水浴びをする鳥
が居た、暗いのと動きが早いので水浴びの瞬間を狙ってシャッタ
ーを幾度も切ったがデジカメの限界が見えた。
シャンソンの仕事をしていてはここらで祝杯を挙げる様な事は在
り得ない。「兵どもの夢の跡」は大袈裟だが懐かしい風景だった。

環境の変化が少年を変えた地

2008-12-05 18:32:13 | 花鳥風月


            今宮神社参道


 北大路通りを左折して今宮神社の鳥居を潜ると突如銀杏の紅葉が眼
に入った。
転校に依って人生が全く変わった思い出の地である。
高校一年の恩師は大徳寺で修行中で其処へも良く通った。
はらはらと散る銀杏を見ていて過ぎ去った年月が信じられなかった。
友人が一緒で無ければこの付近を匂いを嗅ぎながらぐるぐると歩き回
って居たと思う。
左程驚く様な光景では無いのだけれど思い出の地である事と、土塀と
竹の背景が銀杏の紅葉を引き立てていた。


爺さんは興奮していた

2008-12-05 16:42:32 | 道草道


          大徳寺の土塀と今宮神社の燈籠



 今宮神社参道と大徳寺から弧蓬庵へと繋がる石畳が交差する
処に見事な紅葉が待っていてくれた。
其処の銀杏並木は日を一杯に浴びて輝いていた。
この写真の場所から100m余りの処で高校時代を過ごした
事が有り懐かしさから寄り道をした処見事な光景に会えた。
大徳寺の土塀と竹、今宮神社参道の銀杏、其処に燈籠、その上
写真では上手く捕らえる事が出来なかった銀杏吹雪、見事なコ
ントラストに思わず息をのんだ。
若い頃の犬との散歩道感慨は一入、車が邪魔で弧蓬庵へも大徳
寺境内へも行けず心が残った。
特に今宮神社の焼餅が買得なかった事がこの後の出来事に影響
を与えた。

本末転倒?

2008-12-05 09:18:12 | アンチエイジング


                 広沢の池の楓



 広沢の池にも僅かに楓だけは葉を落とさずに残っていた。
高尾や清滝へ行く予定だったが遅すぎた事を悔やんでいた。
本来の目的はアンチエイジング、歩く事の筈が意識が紅葉狩りに集中していて
紅葉は終っているから高尾へは行くのは止め様と成ってしまった。
高尾まで行き紅葉には関係なく高台寺の階段を登り渓流沿いを歩くべきだった。

紅葉には遅かった嵯峨野

2008-12-05 01:30:06 | アンチエイジング
京都の紅葉が見たくなり遅いとは思いつつ無理に要件を造り
見物は寄り道にしたてる事にして出掛けた。
友人を呼び出しランチを共にしながら寄り道の同行を強要した。
13人居た同学年の元部員が又一人死去した事を知らされ、
「残ったのは三人か」と顔をみあわせたていた。
水が抜かれた広沢の池は冬支度、鯉は取り出された様だ。
〓K-Tada〓