クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

8時間後ね

2015-05-16 | 日記

上の娘から聞いた話が、なかなかとんでもなくて・・・

娘が通う音大、ピアノ科にもヴァイオリン科にも、

ネームバリューのある先生は多くいらっしゃいますが、

その中でも特に有名で、さらに来る者拒まずというスタンスで、

希望する学生は全員受け入れるという懐の大きい?先生が

それぞれの科に1名程いらっしゃいます。

上の娘のヴァイオリン専攻の友達にも何人かその先生の門下生がいるのですが、

とにかくびっくりするほどレッスンが少ない。

1ヵ月に1回程度という学生もいます。

その先生自身、第一線で活躍されているので、

演奏活動だけでも十分お忙しいと思うのですが、

加えてあれだけ大人数の生徒学生を抱えていれば、

1人当たりのレッスンの割り当てが極々少ないものになってしまうのは

当然のこと。

つい先日、その先生の門下生である娘の友達が、

午前2時頃寝ようとすると、メールを受信しました。

見ると、その先生から。

「明日午前10時からレッスンね。」

かれこれ1ヵ月ぶりの待ちに待ったレッスンではありますが、

まさかの8時間後!

もし、午前2時より前に寝てしまっていたら、

このメールを知らずに朝を迎えていたわけで、

起きてメールに気付いて、もうそれはそれは大パニックに。

通学に2時間かかる学生だったら、間に合わなかったかもしれない。

まさかこんなに突然レッスンが入るとは思っていなかったから、

先生にお見せする準備が整っていなかったかもしれない。

その日は1限と2限に授業が入っていたかもしれない。

突っ込みどころが満載です。

とはいえ、数少ない貴重なレッスン。

何を捨てても、全力で向かうしかないわけです。

彼女は、前日午前2時まで起きていた自分に心から感謝したとか。

娘、一言、「泣ける。」

いや、ほんとに。



「辻利」の生八つ橋。

       




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