上海はショッピングモール多過ぎ

 

 

 

 

 ひっそり

 

ほとんどが撤退 

 

私は上海で、ほとんどショッピングモールを利用しないが、たまに友人との食事時にモールを利用する程度で買い物は一切しない。ここ数年、広大な土地再開発の後は、ほとんどがショッピングモールに生まれ変わるのが今の上海。そして、その中身は資本力のある大手ブランドの店舗ばかりなので、どこでも買える物しか置いてない。

先週友人達と食事に行ったショッピングモールのすぐ隣には、別資本のショッピングモールがあり、人の入りもまったく違い片方はひっそり状態。だが、どのテナントを見ても客は買物というより、カフェやレストランを利用しに来る人がほとんどのようだ。その二つのモールで人が入っている方は、駐車場が無料。上海では新しいモールが出来ると、その影響をモロに受けるのが元あったモールで、新しいもの好きの上海ではよくある事。最後の画像は、地下鉄駅の真上という立地条件なのに、歩いて数分の場所にできたモールのおかげで撃沈。

私の自宅の最寄駅は虹橋路だが、その駅前は現在大規模再開発中でオフィスビルとショッピングモールが併設されたとんでもないビルが建つようだが、その場所の道路の真向かいには、規模は小さいが同じようなものが出来るようだ。どうも上海では、新が旧を制し大が小を制するのが常のようだ。だが、小や旧が大や新と肩を並べるには、やっぱり質を維持するか上がるしかない。それと、貸す側は家賃を抑える事しか方法はない。

X-H1＋XF27mm f2.8

3月8日は女王様の日

中山公園駅近くの萬蔵

 

中山公園駅交差点

 

一昨日は国際女性デーだったが、上海では女王様の日とも呼ばれているらしい。という事で、平日にもかかわらず女性は午前中で仕事が終わりなので、男は会社に残って仕事をしなければならない。案の定、就労証の更新に行くと女性の姿はなく男が残って仕事をしていた。こんな場合、オカマはどうなるのかとも思ったが深く考えない事に。就業証を更新に行くと書類不備で再度一週間後に行くハメに。

数年ぶりに中山公園駅近くの焼肉萬蔵に行ってみると、金曜日の夕方にもかかわらず店は席が空いていてちょっとびっくり。数年前の焼肉萬蔵は予約しないと絶対に入れない店だったし、客のほとんどが日本人だったが、一昨日はほとんどの客が中国人女性中心で、日本語がほとんど聞こえてこない。古北方面のかつての上海日本人村と言われていた地域も消滅状態で、日本人相手の呑み屋などは相当打撃を受けているようだ。2012年までは、上海は日本人だらけと言われいたが、例の島の問題以降徐々に減少したので、最近は街を歩いていても日本語が耳に飛び込んでこない。

この日、久しぶりにまともな焼肉を食って早々に帰還。

X-H1＋XF27mm f2.8

 

四川火鍋屋でお祝い

ipadでオーダー

 

左が辛すぎるスープで右がトマトスープ

 

個室

 

私達の席から外を

 

二軒目はBarで一杯

 

一昨日は、元アシスタントの誕生日祝いとヘアメイクの結婚とイタリヤ定住祝いを兼ねて、4人で四川火鍋屋で一杯。この火鍋屋の内装は、火鍋屋とは思えない海上風(上海をひっくり返し新しい上海の意味)なので、ちょっとびっくり。オーダーは、店のipadで客がメニューを見てチョイスすると、厨房にオーダー内容が直接届くシステム。まずは、スープを二種類チョイス。四川火鍋なので、当然唐辛子の効いた辛いヤツと甘いトマトスープをチョイス。

元アシスタントのアラフォー手前の映像ディレクターも、ヘアメイクも現役バリバリの中国人女性。ヘアメイクの彼女は仕事を一緒にした事は無く、何度か酒の席で呑んだ事がある仲なのだが、日本語と英語がペラな男気のある武漢人。昨年は、日本に行くかイタリアに行くか相談を受けた事があり、絶対に日本でなくイタリアへ行けと勧めた。現在、中日英語が出来てイタリア語をマスターすれば、ヨーロッパの何処でも通用するので仕事に困る事は無い。本人曰く、「半年でイタリア語をマスターしてやる」と頼もしい彼女は絶対に成功するだろうな。

その後、元アシスタントのモンゴル人と二人で近くのバーで一杯やり、最後は創業25年になる長楽路の福ちゃんでもう一杯。よく呑んだ一日だった。

X-H1＋XF27mm f2.8

 

こんな風景はもう見ることが出来ない今の上海

4年くらい前の宝山路で

 

串焼き屋台  

 

ここは宝山路の何でもあるよ街の前で、日本でいうところの昔の秋葉原だ。小さな屋台のような店が並んでいて、中古も含め電気製品や工具類やパチもんなど何でもアリアリな面白い場所。 昔は無数にあった屋台を最近ではほとんど見ないのは、取り締まりが厳しくなったからだ。その昔、虹橋路駅付近で日本人の若者がリヤカーを引いて屋台営業しているのアシスタントが見つけて数回飯を食った事があったが、話を聞くと何度かお上にパクられたと言っていた。私も高校生時代の冬と春休みに屋台を引いて商売をやった事があるので、彼のやっている事を理解できない訳ではないが、戦略と見通しが甘すぎるのでちょっとだけアドバイスした事があるが、おそらく理解してないと思った。そして、いつの間にか消えた。

彼は、「みんな美味しいと言ってくれるんです」と言っていたが、その割には客が来ない。そんなの当たり前の事で、面と向かってホンネで味を評価してくれる人なんて微々たるもの、特に日本人は。それは、FBのイイネも同じようなものだ。

⭐︎今、ビザ更新中。昨年とはシステムが少し変わっているようで、まずは就労証を申請中。うまく事が運べば桜の季節に帰国できるかも。

吉本新喜劇の、山田スミ子が亡くなっていたというニュースにびっくり。私が高校まで過ごした岡山での土日は、吉本新喜劇をTVで観るのが当たり前の生活だった。山田スミ子は、吉本新喜劇の花紀京や岡八郎と共に毎週出演していた名役者。

Zuiko 24mm f2.8をGFX50Rで

Zuiko24mm f2.8＋GFX50R

 

ここ数日の上海は、大気汚染指数がすごく悪く天気も安定しないので、あまり外出してない。一昨日は食料品の買い出しで、新華路の映画館地下のスーパーマーケットへ行く時に持ち出したのがGFX50R＋Zuiko24mm f2.8だ。この組み合わせはよほどの事がない限り使わない組み合わせだが、たまに使わないと超ワイドレンズの感覚が鈍るので持ち出した訳だ。

GFX50RとZuiko24mm f2.8の組み合わせは、周辺光量が相当落ちるが65x24フォーマットでも十分使えるレベルで、その描写はシャープネスがとても高いが、悪くいうと無味無臭とも言える。オリンパスの旧ズイコーレンズ達は、小型軽量化するために内部のパーツも積極的にエンジニアプラスチックを使っているのだが、内部パーツのそれが経年劣化していている個体も多い。これはオリンパスに限った事ではなく、他の国産メーカーも軽量化されたレンズは同じような物。

⭐︎セブンイレブンの「人手不足で24時間は限界」の記事を読んでいると、そのオーナーに対して同業者などから電話が鳴り止まないという記事を読んだが、電話をかけている奴はそのオーナーに対して仕事の邪魔をしているようなもの。応援するなら、他の方法でやれよ。本末転倒とは、この事だな。