海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

日中関係は砂で出来た城のようなもの

2012-09-17 | 写真日記

 

浜辺に作られた砂で出来た城は、出来ては壊され修復したらまた崩れる。これが戦後今も続く日本と中国の関係だろう。それが、砂で出来ている限り延々と続くしかない。デモの参加者の動画を見ていると若い人達が異常に多い事に気づく。彼らはこれから中国を背負って行かなければならない80年代や90年代に生まれた人達で反日教育を叩き込まれた世代だ。

特に都市部で生まれた彼らは、親の愛情を一心に注がれ甘やかされて育った人達が多いので、プライドだけは異常に高く物事を深く考えずに行動する人達がとても多い。こちらでは、デモや集会は禁止されているが、それが黙認状態になっているので、何をやっても許されると勘違いして矛先が突然変わる場合も当然予測されるので、その時が一番怖い。

これを書いているのは、9月16日の現地時間14時なのだが、普段は車のクラクションと無縁の私の家からも虹橋路駅方向から車のクラクションが鳴り止まない。相当数のデモ隊が日本領事館に向かっている為、凱旋路と虹橋路の交差点付近で道路を封鎖しているようだと先ほど中国人の友人から電話があった。これが功を奏したのかどうかわからないが、上海では大きな騒ぎにはならなかったようだ。

写真は、文革時代の人形。東台路の骨董屋街で

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7 コメント

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我が家も日中のぶつかりあい (打でごんす)
2012-09-17 06:47:19
中国の今回の騒動、横浜の我が家でテレビを通して見てるんですが、
あれ見ますと、中国人、やはり民度低いなぁ、と思っちゃいますね。
うちのカアちゃんは上海人ですが、
カアちゃんにも、中国人は野蛮だね、って言っています。
でも、やはり、カアちゃんは、中国人なので、
早くあの島を中国に返せばイイのに、ってことになってしまうのです。
それに対して娘はママは何も知らない、と非難するのです。
我が家も日中がぶつかり合ってるのです。

昨晩は横浜の下町の野毛にあるB級中華料理屋で
上海仲間と1杯。8人来ましたが、一人を除き、皆さん、
上海に住んでたことある人達。
今回の騒動のことも話題になりましたが、
孔乙己酒家の話題も出ました。
皆さん、孔乙己酒家には何度か行ってる人達ばかりですから。
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砂で出来た城 (くろもと)
2012-09-17 12:33:57
うまい表現です!
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暴動 (石塚 浩子(泰造の嫁))
2012-09-17 14:40:58
日本の報道では、大変そうですが大丈夫ですか?
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ですか (かいはら)
2012-09-18 20:08:02
過去の事を今更言っても仕方がないですが、その場その場で先送りにせず小さい事も曖昧模糊にせず、きっちりその時に決着をつける事が大事ですね。日常生活も。
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そう? (かいはら)
2012-09-18 20:09:07
くろもとさん
永遠に領土問題は解決不可でしょう。
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36年ぶりかな (かいはら)
2012-09-18 20:16:09
浩子さん
思えば36年ぶりですね。
ご心配ありがとうございます。
2005年の反日デモも経験しているし、1996年からある程度嫌がらせは経験しているので、私は大丈夫です。
今度、福岡経由で日本に戻る機会をつくりますので、泰造と3人で一杯やりましょう。
私もクソおやじになりました。
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Unknown (石塚 浩子)
2012-09-18 21:25:35
私もクソおばばになりました!!(いや!妖怪オババかな!?)
在中の、特に女性や子供達にケガが無い事を祈ります。と、同時に、日本国内で愛国無罪などと言って、同じことをする人が出てこないことも祈るばかりです。
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