ゆるゆるヒンズー語体操☆彡

インド連邦公用語のヒンディー語(インド語)のプチ講座をメインに、その他インドネタなども織り交ぜつつ。。。

少し休憩

2006-03-23 16:20:35 | 体操第一~基礎編~

昨日まで人称代名詞とコピュラ動詞をやってみましたが、ここでちょっと補足です。
がっ、その前にお詫びさせてください!!昨日の例文のなかでありました・・・。

यह क्या है?
यह पासपोर्ट है.
のなかでयहは明らかに人称代名詞ではありませんでした!これは「これ」を
意味する指示代名詞でした。大変失礼致しました。
ちゃっかりこの場で説明させていただくと、यहवहは人称代名詞で彼・彼女を
意味するだけでなく、「これ」、「あれ」、またयेとवेは「これら」「あれら」を
意味します。
「これ」か、「彼・彼女」かは文脈で判断することになります。
人称代名詞で使われている例文を挙げるとしたら、こんな感じです。
ये मेरे दादा जी हैं.
ye mere daadaa jii hAI. イェー メーレー ダーダー ジー ハェン
注)मेरे わたしの
意:こちらは私の祖父です。
ちなみにヒンディー語では身内の人間のことを言うときでも年長者には尊敬を
表します。


次は、代名詞の単数形と複数形について。
これは動詞変化のポイントになるので、今後もとても大切です。
ただ、複数形が文字通り複数であるとも限りません。

तुमやआप、ये、वेは複数形扱いされてはいますが、実際に使われるときは一人のことを指す場合が
多いです。
前回も解説したとおり、これらは尊敬を表します。
基本的には複数形を用いて尊敬を表すのが無難ではありますが、二人称で仲の良い友人や
使用人に対してはतुमを使うのも良いと思います。
インドに限らず南アジアでそうかもしれませんが、色々な面で上下関係を重んじる
慣習が言語にも反映されているのかなぁというのが勝手な私見です。

また、あえて「私たち」、「あなたたち」、「この方たち」など、複数の意味を加える
場合は代名詞のあとに लोगをつけてहम लोग, आप लोग, ये लोग
などど表現します。


さて、明日は動詞の命令形をやってみまっす☆