El diario de Re-Lax

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ドイツでモニワ

2006-05-31 13:28:06 | FCTOKYO
 5月15日の代表メンバー発表後、「予想していたこと」とは言いながらも落胆の色が隠せなかったほどなのだから、茂庭選手にとって日本代表の一員に加わることは晴れがましいことであり、無上の喜びではあることだろう。2002年、まだ湘南からの期限付き移籍選手であった頃から茂庭選手を応援している者にとっても嬉しいことではある。

 これまでに、茂庭選手は何人かの「目標とするディフェンダー」の名前を挙げてきている。僕の覚えている限りでは、秋田豊選手(名古屋グランパスエイト)であり、かつてのチームメイトである伊藤哲也選手(FC岐阜)であり、また今回茂庭選手がその「代役」という形で召集されることになった、ジュビロ磐田の田中誠選手である。
 特に田中選手については、このあいだNHKで放映されたワールドカップ関連番組の中で、「田中選手のプレーのどのような点を参考にしているのか」といったことまで茂庭選手が彼自身の言葉で語っていた。それだけに、この追加召集は複雑な気持ちなのではないか。田中選手を実力で凌いで代表の座を得たというわけではなく、幸運(それはとりもなおさず田中選手にとっての不運にほかならない)によって転がり込んできたようなものなのだから。

 であればこそ、茂庭選手には奮闘を期待したい。不測時の途中出場、またほかのディフェンダーの出場停止処分などにより先発出場することも考えられる。「やっぱり茂庭じゃだめだ」などという声が上がらぬよう、田中選手の無念を思い、その思いに答えるよう、良いパフォーマンスを見せてくれることを期待している。そして、ドイツという大舞台でのみ得ることのできる多くのものを持ち帰ってほしい。

 この日本代表の系譜を、2010年に繋いでゆくためにも。


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