El diario de Re-Lax

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観戦記(FC東京-大宮アルディージャ)

2006-05-06 19:08:52 | FCTOKYO
 ルール無用&演出過剰の西村劇場に文句の一つも言いたいところですが、我慢して反省点を考えてみることにします。

 まず前半のうちに茂庭選手が負傷退場した点について。これ自体はやむを得ないことなのですが、増嶋選手が入ったDFラインは追加点のないまま過ぎる時間とともに弱気になり、ずるずると下がりたがるのが素人目にもわかりました。中盤は間延びして、威力を発揮していたこちらのプレスも実効を失い、ボールを拾われ、繋がれて一方的にゲームを支配されるようになります。ピンチの連続を招き、防ぎきれずにやがては失点というのも当然の流れだったのかも知れません。これまでの悪い内容の試合の再現映像を見ているようでした。

 早い時間帯に予期せぬ形で交代枠を一つ使わざるを得なかったガーロ監督としては、戦況を建て直すために切るカード2枚の使い道に苦慮したことと思います。追加点の取れない前線の活性化にリチェーリ選手を投入し、「拾い屋」「潰し屋」として中盤に伊野波選手を入れ、再度ゲームの支配を狙うというその意図自体は理解できます。が、二人ともまだ若く、チームの動揺を抑えてゲームを落ち着けることのできる選手ではないでしょう。ベンチには三浦文丈選手や、故障から復帰したばかりとはいえ戸田選手もいたわけですから、彼らの経験を活かす形で起用してみても良かったのではないでしょうか。

 しかし、やはり最大の敗因は再三にわたって逸機を重ね続けたことでしょう。追加点を奪える場面は何度もありましたが、それを逃し続けたツケが最後に回ってきました。守備よりも攻撃の面で雑なプレーが目立ったように思います。特定の選手が、というのではなく全般的に。
 こう言ってはなんですが、順位が下のチームに連勝したくらいでうわついていたところに、「頭を冷やせ」と水をぶっかけられたようなものですね。改善すべき点がはっきりしたところでリーグ戦が中断するのはむしろ好都合ととらえ、これから与えられる時間を無駄にしないで欲しいものです。


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1 コメント

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追記 (植田清吉)
2006-05-07 06:25:05
録画見てみたら、

最後のFKの場面で壁に入った梶山選手がジャンプ遅れてますね。

弾道はちょうどそこを通ってる。うーん。
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