El diario de Re-Lax

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観戦記(FC東京-FCバイエルン・ミュンヘン)

2005-07-28 23:57:50 | FCTOKYO
 今日は初めて味の素スタジアムまで自転車で行ってみた。往路は甲州街道、復路は東八道路-人見街道と通ってみたがどちらにしてもおおよそ一時間ぐらいみておけば良さそうだ。

 さてスタジアムに着いてゴール裏二階席に腰を下ろし、のんびり観戦といきたいところだったが、とてもじゃないけれどのんびりとできるような試合ではなかった。もちろん代表召集や怪我でいつものスタメンの多くを欠き、普段はベンチにも入っていない選手を起用しなくてはならないという事情があったにせよ、ちょっとお粗末な内容だった。
 特に守備面は目を覆いたくなるほどで、「いつもの4バック+今野」という布陣がいかに安定しているかということを改めて思い知らされた。対戦相手のレベルが違うとはいえ「インターセプトできるタイミングで飛び込む→見事に空振り→どうしようもない大ピンチ」という場面を何度見たことだろう。右サイドは特に脆かった。藤田選手も藤山選手も上背のあるほうではなく、ここにロングボールを放り込まれるだけであっという間に致命的な危機が量産される。右サイドバックのレギュラーは日本代表の加地選手だが、藤田選手がレギュラーの座を奪うには相当な努力が必要だろう。
 守備陣に比べれば攻撃的な選手たちはやや各人の持ち味を出すことができたと言えるだろうか。宮沢選手の的確なロングパスに石川選手、鈴木規郎選手が走り込み、馬場選手も何本か良いスルーパスを出していた。ササ選手はまだ周囲を活かし、自分が活かされる動きが十分にできていないようだったが、徐々に慣れてくることだろう。
 途中出場した梶山選手は周囲を巻き込む「梶山時空」のようなものを持っているのではないか。決してスピードに乗っているわけではないのに誰にも触られない不思議なドリブルを見るたびにそう思う。ともあれ今日の試合でわずかに得点できそうな気配がしたのは鈴木規郎選手と梶山選手ぐらいだった。

 そしてFCバイエルン・ミュンヘンは強くて早くて巧かった。ユヴェントスと対戦したときにも4失点を喫しているが、今日は圧倒的な力で押し切られて負けたという印象がある。

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