El diario de Re-Lax

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観戦記(セレッソ大阪-FC東京)

2005-12-04 11:15:35 | FCTOKYO
 泣いても笑ってもこの1節でリーグ戦は終了。早めにチケットを買い、決意して大阪に。不真面目サポーターとしては最長距離更新となる遠征だ。

 試合についてはメディアでも報じられ、また双方のクラブのサポーターがblogなどで語ってもいるのでここで多くは触れないが、点を取られても不思議と「このまま負ける」という気はしなかった。先制されてもしぶとく追いつき、ひっくり返すようなゲームをこのところよく観ていたからなのかも知れない。ルーカス選手、馬場選手、ササ選手と、このところの好調を支えたアタッカーたちは欠いていたが、「なんとかチーム全体でもぎ取ってくれるだろう」という手応えを感じていた。その予感は大詰めでの今野選手の同点ゴールという形で結実したわけだが。

 セレッソ大阪には、かつて僕と同じ年に藤枝東高を卒業したプレイヤーであるDF稲垣博行選手、MF見崎充洋選手が在籍したこともあり、近畿に本拠地を置くクラブの中では以前から親しみを感じていた。
 昨季から就任した小林監督が手腕を揮うもと、ベテランがチームを引っ張り、中堅・若手が力を伸ばし、さらにブルーノ・クアドロス選手ら外国籍選手を獲得して強化を成功させたセレッソは今季後半をほとんど負けることなく通過した。
 だからたぶん昨日長居に集まったセレッソのサポーターの皆さんも、「負けるはずはない」と信じていたことだろう。

 さて、最近の数試合、セレッソ大阪とFC東京はともに「負けないチーム」として取り上げられることが多かった。セレッソ大阪の守備が堅固であることは間違いない。負け無しの15試合のうち、完封した試合が5試合、残りの10試合も1失点しか許していない。結局最終節を迎えるまでセレッソ大阪は15試合、FC東京は11試合負け知らずだったわけだが、この中で特に「引き分け」の内容に注目してみたい。

●セレッソ大阪の引き分け(5試合)
・追いついての引き分け 2試合(清水、柏)
・スコアレスでの引き分け 1試合(鹿島)
・追いつかれての引き分け 2試合(大分、横浜FM)

●FC東京の引き分け(5試合)
・追いついての引き分け 3試合(広島、鹿島、川崎)
・スコアレスでの引き分け 2試合(横浜FM、大分)
・追いつかれての引き分け なし

 相違点は明らかだろう。しかもセレッソ大阪の「追いつかれての引き分け」は第13節、第14節と連続し、その両方とも80分を過ぎての失点によるものである。失点癖、と言ってしまうのはおかしいが、最終節を勝ちきれなかったのもやはり終了間際の失点だった。
 象徴的ではある。

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