「アノニマス・ライフ:身分秘匿の日常」

身バレに注意しながら、身の回りのことを書いて、憂さ晴らし。

『はじめての課長の教科書』

2024-09-22 10:01:33 | 日記

 私の働いている会社の社風は、とても人間味あふれるものである。

『上司は”親”のように振る舞え。部下のプライベートは把握しておけ。有休をとるようであれば理由を知っておけ。』『仕事ができない部下を叱咤せよ。上司のやり方を完全コピーさせよ。』・・毒親ってやつですか?

さらに『部下は従順であれ。いつもニコニコしていればOK。パワハラ、セクハラなど気にするほうが悪い。喫煙所における情報共有はとても大切なので、タバコを吸いに来い。』といった具合である。

 ところで、営業予算は達成しない。しかし営業会議は毎月行われる。会議といいつつ報告会である。予算達成が難しい中、嘘じゃない範囲で耳障りのよい発言をしなければならないから脚本づくりに苦労する。幹部は機嫌が悪くなり、幹部は部長に「どうなってるんだ!」と問い詰め、部長は課長に「給料泥棒め!」と𠮟責し、課長は部下に・・・と、励ましの言葉が連鎖していく。上司にとっての関心ごとは売上数字のみである。

 

「課長ってなんだ?」私は疑問に思ったときに出会った本が、酒井 穣氏の『はじめての課長の教科書』である。課長になった状況とその前後において、想定される問題が網羅されている良本です。

中でも、自分の活動に心がけた内容は【価値観の通訳としての課長】【モチベーションの管理】である。

「ただ𠮟責するだけじゃダメだよね~」と常々感じていた私は、部下の熟練度・性格・ストレス耐性など見計らいながら、マネジメントしてきたつもりである。

ただ、この会社では、そのような態度が『甘い』と見えるらしく、よく『そんなんじゃダメだ』と上司に指摘されます。売上はそこそこいけてるんだけどな~。

 

 

 



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