著莪猫(ShagaNeko)海を渡る【広州編】

夫の転勤にともない始まった子連れ・猫連れの海外生活。
天津で3年、そして広州へ。
ただいま新しい場所で奮闘中。

幼稚園閉鎖問題

2013年05月18日 04時37分31秒 | 広州日記
香港旅行の記事が途中で切れたままになっていますが……


今日(5/17)、娘のパスポート(更新)の受け取りがあったのでガーデンホテルにある日本領事館に行ってきました。
そしたら何やら幼稚園ママさんっぽい雰囲気の日本人奥様がぞろぞろ……。
ちょうど昨日は年長さんママさんたちの集まりがあったばかりなので「あら?年少さんか年中さんのママさんたちの集まりかなー?」なんて思いながら横を通り過ぎました。
そしたらその方たちも領事館に。
何事かと思いましたが、思い当たることが……。

それはmixiでマイミクさんの日記や他のかたのブログに書かれていたある事柄。
「広州市内にある私立幼稚園の閉鎖と、公立幼稚園としての再開(今回19園が対象)」です。
なんと公立幼稚園の割合を引き上げるために、幼稚園を新設するのではなく今ある私立幼稚園を公立幼稚園にするのだそうです。
これによって園長や先生は解雇?失職?、そして園児も皆退園→再入園申込なのだとか。
そしてココで大問題なのが、私立幼稚園には外国籍の子供は入園できないこと。

広州市内には日本人に人気がある現地幼稚園がいくつかあり、今回閉園になる19校にもそれらの園が含まれています。
今日見かけた奥様方は、どうやらその園に通うかたたちのようでした。
その方たちと話をしたわけではないし詳しい事情もわからないけど、そのことについての対策の相談に来ていたんじゃないかな……。
人によっては「日本人幼稚園があるんでしょ?」って思う人もいるかもしれないけど、日本人幼稚園、ローカル幼稚園、インターナショナルスクール、それら選ぶのにはそれぞれの家庭の考え方や事情があるわけですから。

数ヶ月前のウェネバー(広東に住む日本人向けフリーペーパー)か何かに出ていた、幼稚園や学校の選択肢についての記事をちょっと思い出しました。
我が家は日本人幼稚園を選択したけど、それぞれの家庭の教育方針、今後の生活設計、駐在予定年数、帰国時のお子さんの年齢によっても考えは違ってくると思います。
海外転勤が多くて家族帯同を考えてえいる家庭はインターを選ぶ人が多いし、ココでしかできない経験をさせたいとローカルを選ぶ人もいます(我が家は幼稚園だけならこの考え方だったので、はじめはローカル希望でした)。
また両親の国籍が違うかたはお子さんの言語学習を考えて選択しているかたもいらっしゃいます。
そういう様々な事を考えに考えて、子供のために最善を!と選んだ幼稚園が閉鎖……そりゃー困っちゃうよねぇ。

この幼稚園問題、まだまだ始まったばかりで今後も続くようだし(政策方針としては公立の割合をを全体の3割にしたいので)、広州市内には日本人に限らず外国籍の子が多いのに、これから先いったいどうなるのでしょうか。






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