091008【番外編】長崎旅行 ＜その１＞

文吉が長崎出身なのはこのブログの読者なら先刻ご承知のことと思います。

長崎っ子がこの季節になるとソワソワするのが「おくんち」です。
言わずと知れた長崎で一番のお祭りなのですが、やはり本場のおくんちを生きているうちに一度は見てみたいと思うのが人情でしょ。
まだ当分、死ぬ予定はありませんが。

今回、病気療養中の「父の見舞い」を兼ねて夫婦で行って来ました。

2009年10月08日（木）台風のち晴れ

06:10
昨日から東京は大変な大雨に見舞われています。
こんな状態では飛ぶはずの飛行機も飛びませんよね。それでも、もしかしてという期待を込めて遅刻しないように家を出ます。

幸い、今は雨はすごいけど風は止まっています。
バス→東武東上線→山手線
ここまではほぼ順調に来ることができました。

08:00
「浜松町からモノレールに乗って一安心」と思いきや、ものすごい風が吹きだしました。
集中豪雨と強風が一緒にモノレールを揺らします。まるで嵐に飲み込まれた小舟状態です。

「やっと第一ターミナルビルについて一安心」と思いきや、文吉夫婦が乗る飛行機は第二ターミナルビルということが分かり、リムジンバスに乗り込みます。
この程度の失敗は、文吉夫婦には日常茶飯事なのでさほど驚きませんが、それにしても風が強い。

08：40
第二ターミナルビルに到着して、搭乗手続きをしようとしたら、なんと乗るはずの飛行機が「欠航」しています。

09:30発の便が無くなっているので、次の13：25の便に変更です。しかし、この便はすでに満席でキャンセル待ちになっていました。
その次は17：00なので、こちらも予約しておきましたが、これでは丸一日損することになるので、なんとか13：25に乗りたいと思います。

とりあえず、待合室で時間をつぶして、お昼を早めにすませます。
搭乗手続きに行くと文吉夫婦だけでは無く、たくさんの人たちがキャンセル待ちで並んでいます。
しかし、飛行機って結構空席があるんですね、13:25ほとんど全員の方が乗り込むことができました。

ただ、問題はこのあとです。
離陸の順番待ちの飛行機が一列にズラーっと並んでいます。
パイロットのアナウンスでは20番目くらいになるとか。
前の飛行機が飛び立って、まだ肉眼で見えているのに次の飛行機が飛び立つという情景はものすごいものですね。
これだけでも、十分、珍しいものを見れて満足する文吉です。

このころには雨、風ともにやんでいて、台風一過のすがすがしい青空がみえています。

15：02
やっと文吉夫婦を乗せた飛行機が飛び立ちました。なんと1時間半以上飛行機の中で待機していたことになります。
離陸前の機内でトイレに行ったのも初めての経験でした。

空の上は快晴そのもので実に気持ちが良い。
三浦半島がくっきりみえて、あっという間に富士山の左上空を越えて進んでいきます。



17:05
快適な空の旅が終わって、長崎空港に到着。
妹と母が出迎えに来てくれています。
妹の運転でそのまま長崎市内に入り、思案橋近くのホテルにチェックイン。

外も暗くなってきたので、「まずはみんなで夕飯」ということにします。
「この近くに有名な店がある」という妹の案内で行ったのが、「思案橋ラーメン」。
福山雅治が長崎に来たら必ず寄る店ということで地元では有名だとか。

店に入ってちゃんぽんを頼んでテーブルに配られたと思った時です。
ああ、そうそう、長崎ではラーメン屋でも「ちゃんぽん」、「皿うどん」は必ずあります。

「今から龍（ジャ）が来ます」と店の人が教えてくれました。
急いで玄関先に出ようとしたらいきなり龍が玄関から顔をのぞかせました。
文吉の鼻の先２０Ｃmのところに「玉」がブワッときたときはたまげましたね。
あわてて撮った一枚です。



獅子舞が家の門前で簡単に舞ってご祝儀もらうのと同じです。

表に出ると、角付けの女性が立って、次に舞う位置を指定しています。



少し伸びた「ちゃんぽん」を平らげると、浜の町アーケード街をブラブラします。
その間に各商店の角々で「白龍」「青龍」「七福神」等の出し物をなんども目撃します。





その後、妹の招待で妹の家に行きました。
帰りに旦那のバイクを借りてホテルまで戻って来ました。

疲れていたので、今日はここまで。

続く・・・


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