月のたび

日々の日記

卑屈になるな!

2013-11-05 21:55:45 | 今日の出来事(重要性低)
このごろ仕事が無くて苦しくなりつつある。けれど、仕事が無いなりに、することはある。

こういう仕事の仕方でいいのか、わるいのか、わからないけど、わからないなりに、やってます。

そして、仕事が無さ過ぎるときには、焦りの気持ちに悩みます。悩みますが、仕事をやっているうちにそれに夢中になるので、不安は忘れます。

このごろ思うに、仕事は手段にすぎない、ということで、そこそこお金を稼げている限り、いいのであって、本当に大事なのは、仕事よりも、仕事を通して、人として立派になることではないかと。

そんなこと、今まで考えてませんでした。

こんな私でも、外を一人で出歩いて、仕事のアピールしなくちゃなりません。もうこの時点でビックリ、成長しちゃってます。ほんとにコミュニケーションへたくそなのに、破れかぶれ的にやってきたお陰かも。

「営業は気合と根性が全て」この言葉を信じました。特別な素質など無い私にできるのは、営業というか、チラシ配りだけだろうと。

てことは、逆に、チラシ配りで誰かに追いつかれ、追い越されるという事態は絶対にあってはならないんです。それ以外の方法で、私が他人より優位に立てる方法が無いのですから。

いままでの仕事で、私は、自分より年下の後輩にあっさりと追い越される体験をいくらもしてきました。だから、自分の生まれつきの才能や素質ではとても他人には太刀打ちできない。低スペック人間であるという現実を思い知っているため、逆に、どうしても負けられない部分を伸ばしていくしかないのです。

ここを越されたら死ぬ。自分のなかで大事なものが(そんなもの、あるのかどうか、わかりませんが)なくなる。それは、仕事より大事なもののような気がします。

けれど、どんなときでも、「わたしはこういう生き方がしたい!」と世間に対して言うことが出来る人が強い、というか、共感してもらいやすい、と思います。そういう気持ちが誠実である限り、それに対して、妨げをなすものは必ず仕返しを受けるのが摂理だと思います。

そして、「自分で仕事をする」というのは、そういう側面があります。よく感じます。世間の方々の、実は暖かい声援を感じます。

だから、卑屈になることなんて少しも無い。

自分の仕事が不調だろうと、それを通して人として立派になって、たとえば、コミュニケーション上達の工夫がわかったならば、救われてると思う。