月のたび

日々の日記

やりたい仕事が見つからない人のために。

2007-07-11 19:46:27 | しみじみ(滋)
私もしたいことがなく、ただぼんやりしているうちに就職のチャンスをのがしました。

でも自分の力に賭けてみたいっていう自惚れと、本当の自分が何を望んでいるのかわからなかったのと、適切な助言をしてくれるような友人を作れなかったことが大きな原因だと後悔しています。

社会は基本的に肩書きを重視しますから、すべき時に就職しないのはヘンだと受け取ります。それは数年後就活するときのマイナス要因となって、長く足を引っ張る。そしてコミュニケーションが苦手なのは不利。これは普段の心がけから直していかねばならない。

結局、就職活動自体に、これまでの生き方や人柄や仕事への取り組み方が現われる。いろんな人がいろんなアドバイスをしてくれ、それに振り回されてもいけない。自分で調べれば調べるほどやる気をなくすこともある。だけど、真剣にやれば何でも道は開けるもの。まだ間に合ううちに、自分に合う就職先を見つけることです。

私の場合、自分の希望的観測に合致する情報ばかり頼りにして、現実を見る勇気をなくしていました。ニートになってわかりました。

今では面接では「自分の本当にしたいことがわからなかったので、本気になって就職活動する気になれなかった。」と答えています。

中島義道「働くことがイヤな人のための本」読むと、ますます仕事嫌いになりそうだが面白いです。何事もほどほどに。仕事以外は。