「諸君!」8月号、「韓国トンデモ『超古代史』の素晴らしき世界」水野俊平、面白い。この種の話はネットに溢れてるけれど。
参議院選近づいています。
ちょっと身近な問題から政治に期待することあります。 たとえば、いじめ。ちょうど半年くらい前になりますか「いじめブーム」ともいうような沸騰状態になった。小中学生が何人もいじめで命を絶ち、恨みの遺書を残して、テレビは連日それをニュースのネタにし、伊吹大臣に自殺予告書いた困った子も出てきた。だから政府は教育再生会議の場などでいじめ対策を話し合ったり、とにかく日本じゅうそればっかだった時期がありました。
けど、一方現在進行形で会社内にもいじめはある。新入社員はいじめられて仕事を覚えるっていう、大げさに言えば旧日本軍の初年兵教育、消耗品扱いの、体罰こそないものの、全人格を否定されるようないじめの毎日なんです。でもそれで優秀な社員ができるのは確からしい。
一方は卑怯だの何だのいって非難して、他方は教育だと考えて放置する。
いじめは悪いと口では言いますが、他方で社会がそれを放置している訳を他人に説明できる言葉を持っていない。それは社会に共通の前提がないからです。だからいくらテレビが呼びかけたって、きれいごとになってしまう。わかっているのに、自分のことになると見て見ぬフリをするのはエゴです。
それは倫理観がないからです。いじめ以前にこれが社会の問題であって、これをどうにかしない限り、根本から生き良い社会にならないと思います。
だから、安倍首相が教育基本法を成立させたのは倫理なき戦後を終わらせるのに有効だと思います。