ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

あべのハルカズBAR 137ージ目   神戸にはケーキの有名店が多い 

2014-09-07 23:54:39 | あべのハルカズBAR1 四話 完
【137ページ】


「閉鎖したアミューズメント施設や縮小したフラワーの跡地の活用ですか?」

「そこに神戸と芦屋の有名なケーキ屋さん50店舗に出店してもらうのだ!

すべてのケーキ屋さんにカフェを併設する。

店舗の設計図は、ケーキさんに作ってもらうが、店舗の工事費・家賃は無料だ。

そして営業の水道・光熱費も無料。」

「すべて無料にして大丈夫ですか?」

「新しいアトラクションエリアを造るには、設備投資は絶対必要だ。

そして、営業を続けるには当然水道・光熱費もかかる。

だからすべて無料で大丈夫だ。

アトラクションを運営するには、人が必要で、人件費がかかる。」

「アニキ、分かった!

ケーキ屋さんの場合は、お店で店員を雇うので、人件費がかからない」

「ケーキ屋さんも、設備投資お0円、家賃0円、水道光熱費0円で出店できる

メリットがある。

パーク側も水道光熱費以外の運営コストと人件費が0円というメリットがある。」

「アニキ、アミューズメント施設に妖怪の館なんてどうですか?

アニキが、落書きから作り出した妖怪が暴れ回り、入場客は悲鳴の連続」

「うん、いいアイデアだ。

考えておくよ」


 大谷と池山は、神戸フルーツ・フラワーパークの再建策の話で盛り上がりつつ、

特選ロース10人前を平らげた。