ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

3 セクシーソムリエベロニカ 78ページ目 

2009-11-04 21:21:08 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【78ページ】


ベロニカ   マスター、私達はソムリエなの!

       もちろん冗談で言っているのよ。

マスター   そうでしたか?

       余計なことを言って申しわけございません。

リッチ弟   この店には、1990年のドン・ペリニョンはないの?

マスター   ございます。

リッチ弟   それを持って来てください!


マスターは、ドン・ペリニョン1990年を取りに行った。


リッチ弟   僕は、ほんとうに1990年だと思った。

ベロニカ   私も。

リッチ弟   値段は、気にするなと言ったので最高のドン・ペリニョンを出して

       くれたと思った。

ベロニカ   私も。

       二人は、マスターに試されたのかも?

リッチ弟   それを君の「冗談よ!」で切り抜けた。


マスターが、戻って来て、二人のワイングラスに注いだ。


マスター   ドン・ペリニョン1990年です。

ベロニカ   さすが完璧!

リッチ弟   おーこの味だ! 1990年は!

       ところで、兄は、犬の嗅覚を持つと言ううわさのソムリエとコンタ

       クトを取った。