つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

死後の世界の救い

2005-09-27 | Weblog
  人は死を絶対条件として生まれてくる。
絶対であるため、死ぬために生まれてくると言える。
なぜ死ぬために生まれてくる必要があるだろうか?
それは、生命の真実の世界を完成させるために、人は生まれてくる。
生命の真実の世界とは、死後の世界である。 死後の世界を完成させるとはどういうことか?
死後の世界が生命の真実の世界である為に、この世界を、幸せな世界とするのが生命の目的である。絶対世界なため、なにものにも犯されることのない世界となっている。 「不生不滅で不垢不浄で不増不減」となっていて、絶対0の世界である。永遠の世界である。そのため、幸せな世界として完成されると、永遠にその世界で自由に生きていられる世界なのである。
この世界が完成されるまで、何度も輪廻転生してくるのである。
この輪廻からの解脱である。転生することから、解放されることである。
この解脱が完成である。そして幸せで自由な世界で永遠に生きていくのである。
 転生してきて、なお悟ることなく、勝手気ままなことをして、悪に縁を結んだ生き方をすれば、死後、悪いところに赴く。苦しみの世界、地獄である。
そして、転生するまで長い長い間、その世界で生きていく。それがあたりまえとなって、苦しみから抜け出せない世界となっていく。
気の遠くなるほどの長い間、永遠ともいえる間のいつか、転生してきても、苦しむ世界が続くのである。
生命が肉体を持って生きているときに、悟り、正していけば、正しい浄化の行為となり、苦しみより抜け出て、救われていくのである。
これが円の仕組みの‘慈悲’である。慈は極楽であり、悲は地獄である。縁でなるものである。 仏の救いでもなく、神の救いでもない。円の動きの仕組みで救われるのである。死後の世界の救いである。・・・つづきはまた
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