つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

同化しているために・・

2005-09-11 | Weblog
今回の台風はすごいものだった。米国でも日本でも猛威だった。それに見舞われた人たちのことを思うと、心が痛む。自然の力はすさまじい。人はなされるままである。どんなに大事なものでも奪われる。残るのは自分という存在だけである。その存在を見つめなおすことである。
この世は‘受’の世界である。死後の世界を作る為の‘受’である。回る変化の刺激をうけて、その刺激を正しく受け止めて、対応していく動きが人の動きである。すべての変化の動きに対応した行為が経験となり、知識となり、記憶となっていく。記憶はエネルギーとして存在していくのである。脳のどこかに記録されていくのではない。生命はエネルギーであるため、その記憶のエネルギーとして存在していくのである。それがあの世となり、現象の世界となる。現象の世界とは夢の世界と同じである。夢は現象の世界である。時間、空間の無い世界である。瞬時に場面場面が変わるのは、時間空間を持たない為で、夢の中にいる自分はそれに気づかなく、夢であることにも気づかなく、夢の中の自分が現実の自分で当たり前の世界であるとなって、ひとつも疑問に思わない。時間が無いので、どんなに見ていても飽きることが無く、たいくつすることもない。これが現象の世界で、夢と死後の世界は同じ世界である。すべて、過去の記憶の現象である。未来は記憶とならない為、現象とならず、世界とならない。未来が夢となって、そのとうりになったとしているが、それは、現実が夢の現象そのものに判断されて、現象の自由に振り回されていく為、夢の現象とおなじだとなって判断する為である。未来は夢とはならないのである。記憶の現象である。
地球は丸く、その上に人が住んでいるとは思えない。海の水はどうしてこぼれないのか・・とか、今では科学が発達して、そんなことは解明されているが、この地球はものすごいスピードで回っている。もし仮に回転が突然ストップしたら、地球上のありとあらゆるものが、破壊してしまう。それだけのパワーで回っているのに、人は目をまわすことなく、はたまた、それにさえ気がつかない。
それは、すべて同化しているためである。・・・つづきはまた

コメント
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