相模原市南区下溝に四季の花が絶えない広大な「県立相模原公園」はある。今当園は「クレマチス」が華やかに咲き誇り、梅雨期の代表花「アジサイ」が咲き始めている。花の谷の花壇では一見コスモスかと見間違いそうな可憐な花の「アグロステンマ」が満開となっている。「アグロステンマ」はナデシコ科ムギセンノウ属の花で、和名は「ムギセンノウ」(麦仙翁)と呼ばれる。正しくは「アグロステンマ・ギタゴ」。花名はギリシャ語のagros(畑、野原)とstemma(王冠、花冠)で、畑に生える花を大輪の花の冠に見立てて名づけられた。秋まきすると翌春には1mほどまっすぐ伸びた細い伸びた茎先に柔らかなうぶ毛で覆われた緑の葉に花弁に放射状の線が入り中心が白い5弁の大きな紫ピンクの花はコスモスにはない美しさである。(2205)




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