相模太夫の旅録=Tabi Log

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開成あじさいの里にある古刹「金剛山大長禅寺」

2019-02-13 19:45:41 | 寺院
神奈川県足柄上郡開成町吉田島、福井県の永平寺、横浜市の総持寺を本山とし、ここあじさいの里に佇む由緒ある曹洞宗寺院の古刹「金剛山大長禅寺」はある。創建は天文10年(1541)、当時の吉田島村に唯一ケ寺の寺として草創。特に勝国良尊禅師開山の際は徳川家康、秀忠、家光の三代に亘る将軍の帰依を受けている。勝国良尊は当地の名主であり村人のために創建、村人が護持した、村人の為の寺である。当寺は地域との結びつき深く、明治22年から37年間「吉田島村役場」が設置、さらに村役場や準教員養成所に女子技藝学校も置かれた。現在の神奈川県立吉田島農林高等学校の創設発祥地である。本尊は釈迦牟尼佛。新松田から「十文字橋」を渡りきった左側に位置し寺号標と重厚な「山門」(1913建立)構えられている。「山門」を抜けると境内正面に江戸時代中期の安永8年(1779)に建立の入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏(香雲台)がある。境内には本堂裏に開山堂、位牌堂、本堂前にあしがら不動金剛明王と十三仏を祀る「福慈堂」、鐘楼堂、光珠庵、経蔵があり、境外(山門対面)に慈光殿など20余棟の伽藍を数える。(1902)










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