相模太夫の旅録=Tabi Log

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江戸三大鬼子母神の一つ「威光山法明寺」の「鬼子母神堂」

2018-07-17 14:30:05 | 寺院
豊島区雑司ヶ谷に日蓮宗寺院本院「威光山法明寺」(弘仁元年=810年創建、家光公より御朱印を拝領)の境外仏堂「鬼子母神堂」はある。この堂は安産や小育の神様(鬼子母神)を祀る仏堂であり、入谷鬼子母神真源寺、中山法華経寺とともに江戸三大鬼子母神の一つとして崇敬を集めている。木像「鬼子母神尊像」は永禄4年(1561)清士の池の辺より掘り出され「東陽坊」(後、大行院と改称、その後法明寺に合併)に納められ天正6年(1578)、村人が堂を建立したのが始まりとされる。雑司ヶ谷駅より江戸の旧観を残すケヤキ並木が続く石畳の参道を進むとお堂をお護る様に左右に石の仁王像が建っている。境内に左手には樹齢700年の「大イチョウ」、その奥正面に入り母屋づくりの美麗な鬼子母神を祀る「本堂」、その周りに「法不動等」、「妙見堂」、赤い鳥居を配した「武士芳稲荷堂」、「大黒堂」、他に「石像・石碑」など有形文化財級の数々の建造物が配されている。由緒ある鬼子母神の寺域には今も歴史が息づいていることを窺わせる。(1807)










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