相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

仏舎利を奉安する「法界山誓欣院」

2016-01-25 08:21:00 | 寺院
静岡県熱海市上宿に仏舎利(お釈迦のご遺骨)を奉安する全国でも数少ない浄土宗寺院「法界山誓欣院」はある。善譽誓欣上人により承応3年(1654年に千葉常周の持念仏であった「阿弥陀如来」を本尊としてこの地に遷化し開山。元は真言宗「道光寺」であったが天正17年(1589年)浄土宗明珠庵と改め、後に善譽誓欣上人の徳を慕い浄土宗法界山誓欣院となる。万治3年(1660年)・寛政9年(1757年)の大火により2度本堂を失うが芝増上寺の聞誉随範上人、了締上人により再建された。熱海駅より歩くこと15分海岸の方に下る感じで「田原本町信号」、「ジョナサン」の横の細い道を更に進むと右手に参道入口がある。赤い橋を渡ると「山門」前には「観音霊場」石碑、階段を上り「山門」を抜けると寺域となる。「山門」から「仏舎利」まで一直線の石畳の参道がある。参道の前中央に「本堂」、「庫裏」が建ち並びその奥にお釈迦のご遺骨を奉安する「仏舎利」、境内左に「鐘楼」、「水子地蔵」がある。寺宝として「如意宝珠」がある。また本院は昔から川家菩提寺芝増上寺との深い関係から本堂屋根には「葵の御紋」が使用されている。(1601)










コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする