某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

災害と銀行

2011年03月12日 10時46分10秒 | 銀行の話

東日本大震災 M8.8世界最大級、沿岸に大津波(朝日新聞) - goo ニュース
終電繰り下げや終夜運転も 鉄道各社の運転状況(朝日新聞) - goo ニュース
「気仙沼港が火の海」 市街地の民家へ延焼、爆発音も(朝日新聞) - goo ニュース

まず、東北地方太平洋沖地震に被災された全ての方々にお見舞いと、亡くなられた方にご冥福を申し上げます。

次々とテレビのニュースに映し出されるその光景が、映画ではないかと目を疑ってしまいます。
「○○市ほぼ壊滅状態」などという言葉が出てきて、土砂や瓦礫に埋まった家屋が出てくると、言葉を失ってしまいます。

ここまで大きな災害にもかかわらず、人々が整然としているのは日本人らしさともいえるでしょう。
とはいえ、地震国日本でも、ここまで大きな自然災害の前では無力なのか、と痛感させられてしまいました。


先ほど、官房長官の記者会見で言ってましたが、通帳等が無くても預貯金がおろせるように金融庁・日本銀行へ指示をだしたとか。
このような大規模災害のとき、顧客保護のため普段では絶対に出来ない通帳や印鑑、カードがなくても現金を受け取れるようなしくみがあるのです。

阪神大震災の時の教訓で整えられたそうですが、全金融機関で対応ができるようになっているはずです。
恐らく、東北地方の金融機関は、今頃その対応に追われているでしょう。
職員や家族に死者行方不明者がいてもおかしくないのに、非常に辛い作業になると思います。

私の近くでこういった災害が起こった場合でも、私も対応をしなくてはなりません。
果たしてその対応が出来るのか…
一応銀行員ですから対応しなければならない義務はあるのですが、大丈夫なのか不安です。

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