某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

小泉純一郎を我々は理解できたのか?

2006年09月18日 23時02分51秒 | 日記
本日、日本テレビにて、「小泉純一郎を知っているか?」というドラマが放送されました。

小泉内閣誕生前夜から今日までのドキュメンタリーを5つのパートからなる再現ドラマ仕立てで送るドラマパートと、ポスト小泉候補3人とその推薦者たちの議論からなるスタジオパートからなっていましたが、なかなか面白い仕掛けでした。
再現ドラマも実際の政治家の本名をだし、また実際のニュース映像を使用していました。
また、本人にかなり似るようなメイクもし、口癖や口調を真似、また小物にもかなりこだわっているようでした。

肝心の中身はというと、あまり想像に難くないような裏話をやっているだけで、面白みはありませんでした。
ただ、内容よりもそのディティールの細かさが非常に面白かったんです。
特に、竜雷太演じる亀井静香は、本人と見間違えるほどでした。
ドラマの合間合間に挿入される実際のニュース映像で本人が登場するので、それと対比しても似てると思わせるほどのものでした。
竜雷太の役者魂に感服しました。
むしろ内容よりそっちの方に面白みを感じました(笑

ただ、田中均外務省アジア太平洋局局長がどう動いていたか、田中真紀子外務大臣更迭の舞台裏、干からびたチーズ、は知らないことや映像にするとこうなるのか、と非常に面白く感じました。
特に田中均氏が何をしてきたかを批判以外では見た事がなかったので、とても興味深いものでした。

感想をいえば、非常に面白いドラマでしたね。
過去5年間、あぁそうだ、こういうことがあったなぁと思い出しながら見れるドラマでした。

ただ、スタジオパートは陳腐でしたね。
○×で答えさせるなんて使い古された方法を、しかも使い古された質問しかしていませんでした。
ドラマが面白かっただけに残念でしたね。