MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ロスト・フライト

2024-04-25 05:05:47 | 洋画
映画の情報を入れない人ですからねぇ、一応はジェラルド・バトラー主演ですから航空パニックで終わるだけの映画では無いことだけは勘でわかります
彼はここんとこ肉弾アクション俳優ですから
いくらパイロットでも航空機が飛行困難になったのをなんとか観客がパニクる中不時着させるだけの映画では無いことだけはわかる
 
まぁハイジャックっていうのも考えられなくはなかった
だって警官が犯罪者護送で乗ってくるから犯人強奪のハイジャックでハイジャック犯と機長さんとの心理バトルの果ての・・・
なんて想像しつつ見てたら、もう離陸早々雷に打たれてなんと電気系統みなみやられてフィリピン沖の島になんとか不時着
これで映画の尺はまだ3/4残ってるわけで、ここからこの島を脱出するにはどーするのじゃって思ってたら
 
なんと反政府ゲリラというかテロリストの島に不時着しており
って簡単に護送警官不時着時に死なしてしまうんだから、護送犯がこれから活躍するのはわかるよね
ってことで機長と護送犯とが島内で通信手段探してるうちにゲリラによって乗客乗員が連れ去られて
機長と護送犯とが彼らの救出に・・・
そうだよね先にも書いたけど三本の映画で米大統領をテロリストから救ってるジェラルド・バトラーですからねぇ
武装ゲリラとの戦いが始まるって期待するじゃ無いですか
 
でも機長は乗客を救うために丸腰でゲリラの前に立つ機長さんなんて貴重な存在ですよね
その間に護送犯が乗客をバスに乗せ
さぁってとこに航空会社から派遣されてた傭兵部隊が急襲してきて
もうここからは派手な銃撃戦の応酬
 
いわゆるいろんなジャンル映画のいいとこっていうか美味しいとこてんこ盛りの映画だったわけで
いわゆる航空会社側にも危機管理のベテランがいて、機長さんは元軍人さんですから銃器にも格闘技にも長けていて、さらに護送犯もなんと元外人部隊って役者揃いすぎでしょ
派遣された救出のための傭兵も強いし、特にスナイパーの狙撃銃威力ありすぎ
直接被弾したら人体ぶっ飛ぶし、何気に車体貫通して敵を殺すしカッコ良かったなぁ
 
いややっぱジェラルド・バトラー自身が製作に加わってるだけにB級ではあるものの
きちんと計算し尽くした娯楽作品にまとまっていましたねぇ
久々面白いアクション映画を見させてもらったって気がした作品だった
航空会社の受付嬢が電話をいたずらって受け取るとこは面白かったなぁ
自分の社員番号覚えて無いんだなぁ
私は一応公務員でしたから6桁の職員ナンバーはしっかり暗記してますよ
 
2022年製作、イギリス・アメリカ合作映画
ジェラルド・バトラー製作・出演、ジャン=フランソワ・リシェ監督作品
出演:マイク・コルター、トニー・ゴールドウィン、ヨソン・アン、ダニエラ・ピネダ、ポール・ベン=ヴィクター
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シカゴ・ファイア シーズン10

2024-04-24 20:08:02 | 海外ドラマ
レンタル作品の枯れ時に頼るのが海外ドラマ
なんか最近は海ドラマ自体個人的におもろう無いというかある意味頭うちになってきてて
ほぼアメリカの海ドラマも配信が多くなってきてるのもあったりで
ここきて毎年連続で見てるアメリカの連続ドラマは
なぜかデイック・ウルフが製作してる“シカゴサーガ”と“FBIユニバース”くらいしか見てない気がする。
 
彼の作る連続ドラマは、いわゆるシーズン通して縦筋でレギュラー陣の劇中でのプライベートなお話で繋ぎ
いわゆる各回完結のいわゆる横筋であるところの事件とかもその回で終了させて話を繋いでというか紡いでいくプロットですから
実に見やすく気軽に見られて次週へのつなぎは縦筋でのレギュラーたちの人間模様を見せてくれるとこが面白いんでしょうね
ってことでほんと彼のシリーズしか米ドラマは最近見る気もしてないですね
でも「シカゴ・ファイア」「シカゴP.D.」そして「シカゴMED」
さらに「FBI:特別捜査班」「FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~」「FBI:インターナショナル」とこの6作品はきっちり見てるんですよね
 
ってことでこの「シカゴ・ファイア」もとうとう節目の10年目に入りまして
全22話、916分を二日で完走しました。
ついに主役の1人シカゴ51分署の梯子隊中隊長ケーシーがなんと番組に7話からついに姿を消すことになり
主役はセブライト小隊長1人になっちゃいました
ケーシーがオレゴンに3年間という設定でいなくなり、ケーシーとうとう恋仲になっていた救命士のシルヴィが休暇をとってオレゴンに度々消えるので
51分署の救命士にはヴァイオレットの相棒として事務局の局長ホーキンスが度々現場に出てきて2人は恋仲に
 
これが仇となって後半ではシルヴィの代わりに来たエマが2人の中を知りシルヴィ追い出しにかかりホーキンス局長を脅しにかかります
シルヴィは一応戻って吐きますがエマの威はさらにキツくなって・・・・
ボーデン署長は逐次長に栄転し彼の事務所は51分署ににおかれてある意味影響はありませんが
一話だけ彼が横筋の回で主役を張りましたねぇ
 
残されたセブライトは梯子隊の小隊長に恋人のステラをと思うのですが
彼女は何故かセヴライドとの連絡を無視し続けて“ガールズ・オン・ファイア”というプログラムに打ち込んでおり、小隊長に変わりが就任してしまうものの、後半ではステラに落ち着きます
ってことでこのセブライトとステラとの結婚が最終話になるんですね
ってことでケーシーも登場してきますが、このままFOしていくんですね
そしてなんと次シーズンではシルヴィも・・・
 
まぁ10年も続けばマンネリも起きるから多少の入れ替わりはあるんでしょうが
主役級が居なくなってシーズン11はどうなるのかな
米国では現在シーズン 12がOA中だとかですからまだまだこちらも楽しめそうですね
 
あ、エマは火が迫る中での現場出産の仕事放棄で呆気なく自滅して行きましたが・・・
あのキャラは個人的には捨てがたいものがあったんですまたまた出てきて欲しいよね
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福田村事件

2024-04-24 05:05:20 | 邦画
これは日本映画を積極的に見ていこうと言う企画ではなく
この作品は私個人的にこの映画は”見ておかないとなぁ“と思ってセル版を購入しておいた作品
実に重い。ひたすら悪い作品ではあるが
不遜な言い方ではではなく、映画としてかなり見応えのある実に面白い(作品としてですからお間違い無く)映画だった。
2時間17分の尺もある作品だが長さが本当に気にならない作品でした。
実際にあった物語というか関東大震災の直後に流言蜚語によって在日朝鮮人が各地で殺されるという事件が起き、
これも流言蜚語なんでしょうが甘粕大尉が大杉栄殺しと相まって東京でバッタバッタと朝鮮人(当時差別語として朝を取って鮮人と呼んでいたらしい)を斬りまくってたって言うのを聞いたことがある
 
そう、そんな関東大震災の情報が全く入ってこない、何せラジオ放送もまだ無い時代ですからねぇ
頼りは新聞のみ、そんな新聞も流言蜚語を書いてる始末ですから
情報の得られない人々は逃げてきた人たちの人の口による膾炙の伝播からの情報のみですから
みんな疑心暗鬼に堕ちいってしまうのは当たり前
さらに小狭い村社会ですからよそ者排除は当然ですから
まぁ起こるべくして起こった事件と言っても仕方ないことですが・・・

でもまぁこう書いてきてこう言った社会背景だからでは済まされない
見終わって調べていたら本当に政府発表として朝鮮人云々の公布は出てるようだし
やっぱ地方の閉鎖的な村社会に異質なそして時代的に四国だし映画でも語っていたように行商の薬売りの出自は“穢多非人(差別用語ご容赦)”と劇中でも語られてるようだし、そう言った人が社会となるべく関わらないだけで無く自分たちの出自も隠すために多くは語らないってのもあったんでしょうね
 
そんなことで彼らを見つけて村人が集まって集団ヒステリーが昂じての極限で誰かが動けばこうなるのは当たり前田のクラッカーで
クラッカーの紐というか糸を引いたのは
行商のカシラの“朝鮮人なら殺してもいいのかよ!”って言う一言
散々差別を受けてきた人間の心の叫びではあったもののこれは逆に”火に油“だった
そこから集団での殺戮がはじまって・・・

この惨劇までの顛末を一時間半くらいかけてゆっくりじっくり描いているからこそ
この惨劇のシーンが実に生きてくるんですね
朝鮮飴を買った時に朝鮮人から朝鮮扇子をもらったり、行商の妊婦が生まれてくる子供の名前を”望“という字にして男なら‘のぞむ“女なら”のぞみ“と伏線きっちり張ってきてるんですね
男だったら”のぞむ“、女だったら”のぞみ“って五段活用やんか“望”って動詞だったんだって・・・
“のぞみ”は連用中止法やなぁなんて仕事絡みで見てましたが・・・

井浦新が劇中で云った朝鮮語のセリフに字幕つけて欲しかったなぁ
後からのセリフが多分日本語訳なんだろうけども・・・
 
2023年製作、日本映画、「福田村事件」プロジェクト作品
佐伯俊道、井上淳一荒井晴彦共同脚本、森達也監督作品
出演:井浦新、田中麗奈、永山瑛太、柄本明、ピエール瀧、水道橋博士、東出昌大、木竜麻生、向里祐香、豊原功補
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援助交際物語 したがるオンナたち

2024-04-23 20:08:27 | ピンク映画
今月にOAされた日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”野4月分の二本目はこの作品
2005年製作の作品ですが、下北沢を舞台に若い2人の女性ノー生き様というか生き方を淡々と活写していくだけの作品ですが
そこには当時生きる女のこの息吹が心地よく聞こえてくる作品でした。
 
同居する男(吉岡睦雄)をいきなり酒瓶で殴り家を飛び出して漫喫で過ごす向夏さん演じる朱美は、平沢里菜子演じる漫画家の卵のきょうこと漫画の取り合いから仲良くなり
彼女の家に転がり込むが、きょうこは体を売って生活しており朱美を仲間に引き入れようとするものの
彼女はほとんどのってこずに不思議な関係が続いていくものの
 
朱美は男と別れることもなく男も女出入り続けつつ朱美に帰るように説得を続けるというほんと変な映画
20年前の下北だロケしておりまして
なんとラストシーンでこの映画を見ていたことを思い出しました
それだけ強烈な意表をついてくるラストシーンですが
それ以前に古物商でカエルの着ぐるみが出てきた時点で既視感抱いたんですよね
そうこれって私見てたんですよね
その時の映画タイトルは「かえるのうた」って言う作品だったと・・・
 
下北が舞台の映画なのにきょうこと朱美が別れる京王線の駅って下北ではなかったのね
当時も今も井の頭線下北沢ホームは“島ホーム”ですが、朱美のバックにはもう一つホームが見えてるんですね
一体どこの映画だったんだろう
ラストシーンは2005年当時の下北南口の駅前空間でしたねぇ
後ろに見えてるマックは中華そばの元第一元だった場所
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2005年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
いまおかしんじ脚本・監督作品
出演:向夏、平沢里菜子、吉岡睦雄、佐藤宏、七瀬くるみ、山岸一将、伊藤猛、卓田永三、田山雅哉、川瀬陽太、田尻裕次、坂本礼
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー

2024-04-23 05:05:15 | 洋画
この作品一応3月28日だかにレンタルリリースされた作品であるんですが
なんとデヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作ということでセルリリースが4月3日っていうことで購入を決め込んでレンタルせずにコレクションしていたのですがここきて4月のレンタル作品がゴールデンウィークの商戦に合わせて下旬に集中させるために枯渇するという現象が起きて
ようやっと日の目を見ましたが
 
なんとこんなんでいいのだろうか人体を解剖するのがメインのお話?になってて
腹かっさばくシーンが続出
多分に体内模様の臓物は造形ってことでレイティングはPG-12指定
そのためかどうかは知りませんがレア・セドウさんの裸体にもボカシが入っておりますが
セルのBlu-rayの映像には完全ボカシなしの映像になってはいるものの、流石に8歳の少年のこれも造形であるとは思いますが股間にはボカシが
それがないと児ポに見なされてしまいますからねぇ
 
 さすがクローネンバーグ見てて映画が終わっても一体”どういうこっちゃ“と首をひねるばかりの作品ではありましたが
グログチャな臓物やら耳人間とか顔の皮膚を剥がしたりと
完全に神経逆撫でとは恐れ入りました。“雀百まで踊り忘れず”ではありませんが80歳を超えてもクローネンバーグの映像美は衰えませんでしたねぇ
エロに関してもね
 
映画が描く未来では内蔵摘出の“解剖ショー”が大人気!とは言え、やっぱそこは地下ショーですよね
そんな解剖ショーになんと司法解剖では解明されないであろう新人類と目されるプラスティックを食する子供がいて
母親はゲテモノと息子を殺すものの
父親は未来はここ子にありと解剖ショーに自分と人類の未来をかけるということなんですが
 
ってことで人類の進化と美意識を描いたSF作品であり、表現はクローネンバーグ特有の変態的アーティスティックな作風ではあるものの
この作品はやっぱ見る人を完全に選ぶ作品であることに間違いはないわけですが
一応エンタメとして十分に私は楽しめましたが・・・何か?
 
あそこまで攻めてくるならクリステン・スチュワートも脱がして欲しかったなぁ
 
Blu-rayでのノーモザイクの映像はコチラ
 
 
2022年製作、カナダ・ギリシャ合作映画
デヴィッド・クローネンバーグ脚本・監督作品
出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート、スコット・スピードマン、ドン・マッケラー、ヴェルケット・ブンゲ
 
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ハレンチ・ファミリー 寝ワザで一発

2024-04-22 20:08:46 | ピンク映画
今月はまだでしたねぇ、日本映画専門チャンネルでの企画恒例番組“おとなの桃色シネマ白書”シリーズでOAされた作品のブログアップが・・・
日本映画専門チャンネルでも恒例企画で毎月2本のピンク映画の何万本とか作られてて廃棄されていくピンク映画の中から
放送基準に照らしてR -15用に再編集した作品ではありますが
ピンク映画に触れる機会を与えてくれることに感謝して
私もしっかりとここのブログに視聴感想をあげてゆくつもりでおります。
 
今月の一本目は「ハレンチ・ファミリー 寝ワザで一発」という作品
ピンクに変則で使われるおデビな女の子の恋物語
っていうかここんとこデブ専ではありませんが国外では「PIGGY ピギー」に「ファミリー・ディナー」と云ったホラー作品を立て続けに見てきてますが
この作品は完全ピンク映画です。
 
でもピンクにおデブちゃんが登場してくるとなんとエロって言うよりはほのぼの恋物語に昇華させているから見てて気持ちいいし
なんと脚本は女性が買いてるってのもあったりでピンク映画の条件(劇中三人の女優さんを脱がし濡れ場を設ける)を完全に満たしているものの
ちっともエロくはない作品
 
美人水泳インストラクター(水原香菜恵)と巨漢の女ぶーやん(絹田良美)が繰り広げる恋愛騒動に学習塾の経営に行き詰まったお父さん(佐野和宏)とその一家が加わって繰り広げられるホームドラマっていうのかなぁ
ぶーやんはその体躯を生かしてっていうか元々柔道黒帯で現在ガードマンの仕事をしている
水泳インストラクターは家庭持ちのダメ夫との不倫関係を断ち切りたいと思いつつも肉体の欲求に負けてしまう毎日
 
そんなある夜事務所に忍び込んだ父息子を助けてしまうぶーやん
そんな父子の家庭もお仕事同様崩壊状態で奥さんっていうか母親(佐々木基子)は昼日中から男をくわえこんでのパコパコ中に息子が帰ってきて玄関の靴見て家から公園に出て行く
父親もう帰宅して2人のパコパコを見てるのみ
 
そんなお父さんが何を思ったのかぶーやんの柔道家との恋の縁結びに奔走するものの
柔道家にぶうやんの処女を捧げさせるものの
なんと柔道家は水泳インストラクターと結ばれちゃうんですね
人間は思いを遂げられるものも有ればそうでないものもいる
いかにして今を生きていくのかっていうのはを教えてくれる作品でしたかねぇ
でも一応恋する男に処女を捧げられたぶうやんも気持ちが晴れて・・・
 
なお、見終わって調べていたら再映の時には「くいこむ水着 ~インストラクターの女~」というタイトルに変更されていたようですね
そしておデブちゃんの絹田良美さんと水泳インストラクターの水原香菜恵さんのお二人はその後「花井さちこの華麗な生涯」という作品で共演されているんですね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
西田直子脚本、女池充監督作品
キャスト:絹田良美、今野順貴、佐野和宏、水原香菜恵、本多菊次朗、江端英久、佐々木基子、石川裕一、リンコーン・ヌーネス、マリア・ホドリゲス、山本草介
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オペレーション・フォーチュン

2024-04-22 05:05:40 | 洋画
木下工務店配給の洋画ですから、それなりに面白はずって思ったのがちょっと外れたかな。ガイ・リッチーが監督して、ジェイソン・ステイサムが主演のスパイ映画とくれば
何をおいても寡黙で黙々と肉体一筋でのアクション巨編って思ってみるでしょ普通なら
 
しかし、この作品のステイサムは一応腕利きのMI6のエージェントではあるものの
今までの彼の映画とは一線を画すというか
いや実にベシャリの多い作品で、映画の8割がちょっとコメディの入ったベシャリでして
残りの2割がステイサムのアクションって言う割合で作られてて
 
こっちはステイサムの物言わぬアクションが見たいのに
それもかれの肉弾戦が見たいのにほとんどが銃撃戦のみ
さらにこれはガイ・リッチーの意図した事だと思いますが
ってかれが脚本も書いてるからですが
物語の本質がもうさいしょっからなんも見えてこなくって・・・・
 
映画の進行つまりフォーチュンが任務としてウクライナで盗まれた最重要軍事物体が一体何かもわからぬまま
任務にそれも今まで信頼していた部下ではなく
新しい仲間と組まされて、なんとさらにはハリウッドのアクションスターまで任務に引き入れての任務遂行って言うお話でしたので
 
映画の進行と同時に何が盗まれてどう言う経緯で解決していくかはこっちも映画が進まないとまるっきりわからないと言う始末で
そこいらのプロット運びは買いの部分ではあるんですが
MI6のもう一班のリーダーが実は・・・
って言うことは映画の中でもう語られていくからネタバレには鳴んないよね
しかし、まぁかくも都合よく離れた場所から敵とか味方とかいろいろ通信手段があったり
敵の逃げるとこまでとか携帯の信号で捕まえたり
さらにはハッキングしたりとAI技術の進歩によって映画のプロットも時代とともに変化していくのね
アナログな私にとってはこう言った事についていけないとこもあったりで
ある意味ご都合主義としか見えないものだったりもするんですが・・・
 
あとこのチームっていうかホーチュンの続編ありきみたいな終わらせ方をしてなかったとこは潔よかった
 
2023年製作、アメリカ・イギリス合作映画
ガイ・リッチー脚本・製作・監督監督作品
出演:ジェイソン・ステイサム、オーブリー・プラザ、ジョシュ・ハートネット、ケイリー・エルウィズ、バグジー・マローン、エディ・マーサン、ヒュー・グラント
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やくざ番外地 抹殺

2024-04-21 20:08:52 | 邦画
昨日見た「やくざ番外地」の第二弾、再び丹波哲郎大先生の主演映画ではあるが、
日活映画でありながら日活の芯になる俳優が出てないって昨日書いたんですが、今作にはきちんと渡哲也さんが出演されておりますが
もうここいら辺では日活にガタが来てる時代ですからねぇ
渡哲也さんが出演されててもなんと今作は“日本アカデミープロダクション”への外注作品でして日活配給作品となっておりまして
丹波、渡のお二人の脇を固めておられるのは日活組からは葉山良二さんのみ、そしてなんと中丸忠雄さんと言う善玉組に
悪玉に植村謙二郎、小林重四郎そして前作に続いて永山一夫と言う布陣で本当に外人部隊で作られた作品
 
オープニングは植村謙二郎を会長とした関西の銀誠会が関東に進出しする行きがけの駄賃として小田原の弱小組織を壊滅した
そこに渡演じる若頭が務所から出てきて遅かりし由良助ってことで高倉みゆき(まだ生きておられたんですね大蔵貢の愛人さん)演じる病身の姐さんを看病しつつ銀誠会に殴り込みを掛けて会長に手傷を負わせて逃げ回る渡さんが・・・
 
銀誠会は東京進出を目論見関東同心会の中枢である小林重四郎の横浜の組織を懐柔して
川崎の丹波大先生の組と小競り合いをさせて内部分裂を画策して東京進出を狙ってくる
そこで苦労するのが関東同心会の二代目代貸の葉山良二と川崎の丹波大先生の代貸の中丸忠雄の2人が疑心暗鬼に苛まれつつ銀誠会連合に振り回されてゆく姿を延々と見せてくれるだけで
組長の丹波大先生と渡さんとはなぜか義兄弟って寸法で
 
葉山、中丸両氏と山本耕一二代目同心会の会長がそれぞれ銀誠会によって死んだ事で
ようやっと丹波大先生が動くって言う
その丹波大先生にくっついて大団円でも立ち回りを見せてくれるのが渡さん
 
これまた一応日活ニューアクションに反するような完全主役の2人もクライマックスで憤死する滅びの美学の作品だったかな
 
丘みつ子さんがちょい役で渡さんのバシタ役でワンシーンのみ出演されてるものの
前作の山本陽子さん的なヒロインの全くいない作品でしたねぇ
丹波大先生もほとんど動かないし
七回忌の葬儀場は「日本侠客伝斬り込み」で主人公の高倉健がテキヤとして商売する事になる舞台となっていた新宿の太宗寺でロケされていたのね
なおこの高倉健の作品「日本侠客伝 斬り込み」は日活で高橋英樹さん主演でマキノ雅弘監督が「牡丹と竜」としてセルフリメイクしています。
 
1969年製作、日本映画、日本アカデミープロダクション作品、日活配給
山崎巌脚本、柳瀬観監督作品
出演:丹波哲郎、中丸忠雄、葉山良二、有沢正子、高倉みゆき、安城由貴、丘みつ子、山本彩記子、植村謙二郎、永山一夫、山本耕一、小林重四郎、相原昇、福岡正剛、永島浩、雪丘恵介、玉井謙介、北九州男、渡哲也
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人生は、美しい

2024-04-21 05:05:27 | 韓国映画
多分に韓国の恋愛映画か人生謳歌映画だと思ってレンタル
そう一応韓国映画はリリースされて手に入るものは見るようにしておりますし
輸入会社はインド映画を筆頭にアジア映画に強いTWINさんですからねぇ
 
いや驚いたオープニングは普通に始まってヒロインがバスを乗り間違えて降りたところが
青春時代に今の旦那さんと同調割引で映画デートを重ねた劇場の前ってことで
いきなり歌い踊り出し周りの通行人窓どり出す
そうこの映画なんと韓国製のミュージカル映画だったのね
 
そしてシノプシスはこのヒロインっても40代後半の人妻で、この日病院です検査結果を聞きに行くって言う大事な日なのに・・・
ってことで旦那さんが1人で聞いた件だ結果は末期肺癌で余命二月
風雲垂れ込む映画の始まりかって思わせといて、なんと内容に敢えてそぐわないように明るい楽曲で歌い踊るミュージカル映画で人生というか人間謳歌の作品でしたが
韓国映画もしっかりと泣かせに持っていくんですね
 
旦那さんは典型的な奥さんに全てを任せ切ってる男性
奥さんがいなければ何もできないんだけど一応関白ポーズさえ崩さない造形の人物
さらに思春期真っただ中の生意気盛りな息子と娘。
そんな家族をまとめていたのが平凡な専業主婦のセヨン。
そりゃ突然の余命宣告に激しく動揺したものの
何かが切れたのかセヨンは、自身のおそらく最後となる誕生日プレゼントに、
高校時代の初恋相手との再会を生きてる間にしたいことの筆頭にあげて
 
夫と一緒に探しに行ってほしいということで
そんな人探し旅行の間に夫婦の出会いと結婚に至った物語が語られていく寸法
ヒロインのJK役の女優さんがかなりの美人さんでしたねぇ
 
苦労の果てにようやっと探し当てた初恋の彼はすでに事故死しており
妹さんから話を聞いたらどうにも噛み合わない
ってことで彼が好きだった相手はセヨンの友人だったって言うオチ
 
そんな妻に夫は生前葬を最後のプレゼントとしていたんですね
ミュージカルはわたしは大丈夫ですから楽しんで見てちょっぴり泣かせられた作品でした
 
韓国映画の懐の深さを見せつけられた作品でした
 
2022年製作、韓国映画(日本公開作品)
チェ・グッキ監督作品
出演:リュ・スンリョン、ヨム・ジョンア、パク・セワン、オン・ソンウ、シム・ダルギ、ハ・ヒョンサン、キム・ダイン、チョン・ムソン、パク・ヨンギュ、キム・ヘオク、シン・シネ、キム・ジョンス、コ・チャンソク、ヨム・ヘラン、キム・ソニョン、リュ・ヒョンギョン
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やくざ番外地

2024-04-20 20:08:06 | 邦画
これもいつ録画しておいたのかわかりませんが
未見の山で見つけたの作品
1969年の日活作品ですが、なんと丹波哲郎さんが主演の作品
一応山本陽子さんが丹波大先生の妹役で出演されてて
日活の俳優さんちゅうたら、このヒロインの山本陽子さんに東映から移籍してきた岡崎二郎と郷鍈治そして近藤宏さんと深江章喜さんぐらいが日活専属の俳優さんだけど完全に脇
 
なんと長谷川明男、佐藤慶そして柳英二郎さんがほぼメインだし
その丹波大先生に影のようにくっついてるやくざでつねにグラサン掛けて拳銃ぶっ放す高宮敬二さんになんと台詞なし
そして佐藤慶さんの奥さんに小畠絹子さんと新東宝の俳優さんがこれまた丹波大先生を盛り立てていたとはねぇ
 
東京23区をその傘下に治めている大組織野見組は、多摩市をシマにしようと画策していて多摩市の一本独鈷の高瀬組を傘下に入れるか潰すかの相談をしており
高瀬組壊滅を一任されたのは丹波大先生演じる野見組大幹部村木だった
 
かれは永山一夫演じる多摩市の愚連隊に血生会の旗揚げをさせて高瀬組をいたぶり始めた。だが佐藤慶演じる高瀬組の代貸塚田はかつて村木と兄弟の盃を交した仲だったのだ・・・
村木と塚田は昔を懐かしみながらも、今や敵対する皮肉な運命のめぐり合わせでありさらに村木が偏愛する妹山本陽子はなんと高瀬組の息子長谷川明男とひょんなことから恋愛関係になり
 
人間関係が複雑に絡み合う中で野見組は高瀬組組長を血生会に命じ殺させる。殺しは見事に成功するが多摩市を野見に取られてはたまらんと須賀不二男演じる横浜の葛城組が、高瀬への助力を申し入れてきた
 
一地方都市の利権を巡って大組織の思惑が義兄弟
ましてや血を分けた兄妹との確執を産みつつ
組員や堅気のひとの血が流されていく中で高瀬組は壊滅させられ全員死亡
そんな中抗争に巻き込まれた妹を失った村木は野見と葛城との手打ち式に一人乗り込むのであった
 
まぁ脚本が日活ニューアクションの旗手で「斬り込み」や「流血の抗争」の永原秀一さんですから、それなりに見られる作品ではありまして
東映の任侠映画が“殺しの美学”だとすると
ある意味“自滅”っていうか最終的には全員が最後には死んでいくって言う“滅びの美学”を映画にした作品だって言っていいのかな
 
しかし丹波大先生をはじめなんですよね、日活生え抜きのお客を呼べる芯となる役者さんが1人も出演されてないと言う不思議な作品でもありました。
 
1969年製作、日本映画、日活作品
永原秀一脚本、西村昭五郎監督作品
出演:丹波哲郎、山本陽子、長谷川明男、佐藤慶、郷鍈治、柳永二郎、深江章喜、岡崎二朗、清水将夫、小畠絹子、高宮敬二、永山一夫、須賀不二男、近藤宏、雪丘恵介、安城由貴、柳瀬志郎、人見きよし
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