MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ジャーヘッド ―36時間―

2020-02-16 19:11:48 | 洋画未公開
公開作品「ジャーヘッド」のヒットから未公開亜流作品が数本作られて
この作品もその亜流作品の一種でしょうか、一応原題にも「JARHEAD」が冠されてるからか
”ジャーヘッド“シリーズの一作品とのウリですが
一応米海兵隊隊員の活躍映画ではありますが

湾岸戦争から”ジャーヘッド“の人質救出作戦に関わってきた
ベテラン一級曹長、今回の作戦では、隊員1名と救出ターゲットを殺してしまったものの
退役を5ヶ月後に控えて娘にも、あっていないまま
イスラエルとの共同実践訓練の参加命令を貰う

そんな時に、イスラエル軍の戦闘機がシリア空爆後にミサイルで撃墜されてしまう
生き残ったパイロットはアメリカの上議員を父に持つ少佐だっため
アメリカも黙っていられずに、イスラエルに派遣されていた一級曹長以下4名に
少佐救出のためイスラエル軍と共同作戦の決行命令が下される
副題の36時間は、救出にかかるタイムリミットです

やっぱ政治が絡むんですね、米上院議員の奥さんがユダヤ人で、息子はいわゆる故郷に帰る帰還兵という立場で
イスラエル空軍少佐なんですね
上院議員への忖度として、イスラエルのモサドと米海兵隊との共同作戦
上院議員になんとロバート・パトリック
残念ながら他の役者さんには思い入れがあんまないんだけども、人質になった少佐の奥を演じてる女優さんの美貌だけが見どころな映画

オープニングでの戦闘シーンにしても建物内での銃撃戦であんまよく見えなかったし
中盤で囮の施設での戦闘も夜間で見辛くて
でもってこの映画のテーマになってるんですが・・・
救出にかかる犠牲
そうなんです、一人救出するのにイスラエル兵3名、米海兵隊員2名
劇中でも“一人帰ってきたものの、5^_^人が死亡”
”それが任務ですから“って、一応主人公の一級曹長さんは戦死
ラストはある意味、曹長の葬儀映像でのプロパガンダになってるようで・・・

2019 年製作、アメリカ映画
ドン・マイケル・ポール脚本・監督作品
出演:アマウリー・ノラスコ、ニコラス・アーロン、デヴォン・サワ、ジェフ・ピエール、ベン・クロス、ロバート・パトリック
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3人の信長

2020-02-16 15:38:25 | 邦画
織田信長が唯一負けたとされる、‘金ヶ崎の戦い“から着想を得た時代劇
信長が越前の朝倉義景を攻撃したところ、同盟関係にあった妹婿の浅井家の裏切りにあい、
朝倉と浅井の挟撃の危機に瀕し、そのため木下藤吉郎と、徳川家康が後衛となって、
信長本人信長勢力地まで逃したっていうとこからお話が始まって
実はその敗走する織田信長を、10年前に“桶狭間の戦い”で完敗した今川軍の生き残りが捕まえて
お殿様の墓前に生首捧げようとするんですが

なんと信長見っけで捕まえてきたのは3人の自称信長公
って事でそのうち2名は影武者ってことになるんですが、3人叩っ斬って生首備えりゃ問題ないんですが
武士の誇りとして本人だけの首でないと武士の本分が立たないと
今川の棟梁蒲原と、3人の自称信長たちとの”信長だーれだ“っていう丁々発止の信長探しで綴られる二時間弱の映画ですから
ある意味時代劇コメディになってますぢ

3人の信長を演じるのはEXILEのヴォーカルTAKAHIRO、市川隼人、岡田義徳
それなりのに各自のキャラを反映した信長を演じていました
TAKSHIROをキャスティングしたのは、彼の都会的なキャラもあっっとは思いますが
明らかに映画館に女性客を・・・っていう魂胆ですよね
いや、そういう魂胆はよろしいんじゃんしでしょうか、ただでさえ時代劇には、高齢者しかお客が呼べない現状ですから
TAKAHIRO目当てでも若い女性客が時代劇(っても本格時代劇ではありませんけども)をとりあえず見に来るだけでもよろしいんではないでしょうか
って事で、時代劇之体裁を取ってはいますが、台詞は殆ど現代口調です

そして相変わらずの低予算でしょうか、セットもほとんど組まずに、半分以上ロケで賄っている作品
製作委員会で作ってるのだけど資金集まんないのねぇ
でもまぁ時代劇の全盛期だってねぇスタジオは自前だし大道着さんは自社社員ですら
そして誰もがたのしめるようにセリフが現代口調だったんだからねぇ
いつからだよ、台詞がどうの、時代考証云々とか、所作が・・・なんて言い出したのは

愚痴っても仕方ないんですが、所詮映画は娯楽ですから、楽しければそれでオッケー牧場
って事で映画の発想からしてナイスアイデアですよね
歴史の隙間に焦点を当ててお話がコミカルというか軽妙に進みます
信長を誰かって劇中のは蒲原同様見てるこっちが一緒に推理していく寸法になってるんですが
実際に最初の方で信長が誰かって言うのは観客にちゃんと明示してくれているんで、感の良い人はその推理合作不要になってしまうのはいたしかたないのかな
ちなみにこちとら誰が信長か途中で気付きまして、製作側がちゃんとそういや信長明示していたなって思い出しましたけど
結局今川の蒲原も信長の影武者になっちゃうオチなのね
っていうか普通は”三人の信長“だろう?、これを”3人“にしてること自体、もう時代劇って言うジャンルにこだわる事は不要って言う
製作サイドのメッセージでもあったんでしょうね
時代劇というジャンルに捉われず気楽に映画として素直に“信長だーれだ?”って楽しめばイイ作品でした

2019年製作、日本映画、「3人の信長」製作委員会作品
渡辺啓脚本・監督作品
出演:TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、相島一之、前田公輝、奥野瑛太、坂東希、高嶋政宏
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8番目の男

2020-02-15 21:01:10 | 韓国映画
今月リリースされる韓国映画は実にヴァリエーション豊富で
それだけでなく、十分に鑑賞に耐え、かつ面白い作品が多いというかほとんどではないでしょうか
この作品もジャケット見ると一見ロマコみたいな感じを受けますが

実によく練られた脚本でしたねぇ
いわゆる日本で2009年から始まった裁判員制度
それと同じではなくて裁判員と言うよりは、アメリカでいうところの陪審員みたいに
被告の判決を決める制度である国民参与裁判という制度が日本より1年早い2008年から始まり
その記念すべき第一回にの、母親殺害の裁判を事実に基づいて映画化した作品のようです

韓国も日本同様死刑の判決のある国家ですが、2006年以降死刑の判決は下されていないとか
でもって、日本の裁判官制度等、韓国の国民参与裁判の大きな違いは、
日本の場合は、判決を出すまで三人の裁判官と、一般裁判官制度で選定された民間人とが判決に関して刑の重軽を一緒に合議するのに
韓国は参与した民間人だけで合議し、被告が有罪が無罪だけを合議して
その合議の結果を踏まえて裁判官が刑を決めるという陪審員みたいです

って事で、一応は事実を映画に克明に構築しtしょうですが、
映画としては「十二人の怒れる男」の韓国版作品になってるような

陪審員は一応ランダムに選ばれた人が、担当裁判官との面接で決めらるようで
一応7人までは決まったものの、8番目として追加面接を受けたのが
防犯グッズの特許を得ようと裁判所に申請に来ていた青年
この青年が8番目の男

いろんな階層の人たちが集められて、母親殺しの男の裁判にに臨むわけですが
陪審員に発言の権限も与えられていないんですね
で、淡々と警察にの証拠に基づいて、弁護士、検事とのやり取りから普通に裁判が始まりますが
証拠や目撃とかあって、裁判自体の判決は決まっているような進行

相変わらず事なかれ主義な感じで、最初から被告の犯行で進んでいくんですが
この8番の青年が、裁判中に発言したり、で裁判中に被告がハンマーふれるのかとか法廷で実験させたりする
そして陪審員にしても、大半が他人事であり、個人的に早く帰りたいとか
各自の都合で有罪に流れていくんですが

8番が、人の人生を左右するする判断が出来ずに決めかねた挙句
事件調書にの再検討を始めてしまい、日当が1日分しか出ないのに、もう真夜中に事件当日の再現までするという
始めは陪審員たちも有罪に傾いていたものの、結局は心が動いていくんですが
現場検証で目撃者が被告の顔をはっきり目視できることが分かり・・・

結構2時間の尺が短く感じられる作品でした
最後はお涙頂戴に終わるんですが
もし自分が裁判官制度に選出された時、いかに凶悪犯といえども、ひと一人の命を決めらるんだろうか?
そんな一石を投げた映画だった

あのお掃除のオバさんって・・・

2019年製作、韓国映画(日本公開作品)
ホン・スンワン脚本・監督作品
出演:パク・ヒョンシク、ムン・ソリ、ペク・スジャン、キム・ミギョン、ユン・ギョンホ、ソ・ジョンヨン、チョ・ハンチョル、キム・ホンパ、チョ・スヒャン
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米中開戦 20XX年:悪魔のシナリオ

2020-02-14 21:10:13 | 洋画未公開
アルバトロス(ニューセレクトレーベルですけども)からリリースされたとんでもないタイトルですから
アサイラム社製の映画だと思ってましたが
レーベルが違うとアサイラムではなかった
ってっことで、オープニングのロゴを見て安心したのも束の間
御大層な邦題だし、原題も「WORLD WAR FOUR」って事で期待したんですが

なんと米中開戦か・・・っていうところで映画は終わるんですね
そんなこんなで映像的にはCG使って製作したものではほとんどなく、実際の
多分第三次世界大戦がイランイラク戦争に次いでの、悪の枢軸国とニクソンjrに言わしめた北朝鮮が
韓国に侵攻してきたっていう設定でのシノップス
したがって米韓軍事演習のドキュメントフィルムを随所に使っての戦闘場面ですから
敵兵の北朝鮮軍の姿が全くなく

侵攻の様子などは米朝開戦のTVニュースで先程の米韓軍事演習の断片映像にキャスターが戦闘模様を説明するテイでしかない
そんな戦争に巻き込まれた人組の家族を通して母と娘とその弟
弟は軍に配属され、娘の旦那さんは特殊部隊の隊長さん
娘が弟の安否を夫との電話で知ろうと、携帯で通話するんですが、一応北と戦闘中にある特殊部隊の要人に通話出来るとはおもえませんが・・・

一番の見所は、北朝鮮が米国を中心とした米国、韓国、日本の連合国側が30数隻の連合艦隊を
なんと潜水艦から核弾頭搭載のSLBMで連合艦隊を全滅させるところかな
日本海というか東シナ海での核爆発だと陸地に被害がないんですが、死の灰は影響あるよね多分
っていうか連合国日本は真っ先にアウトやろう
そんな気にさせるように東京の雑踏の映像がインサートされていたりするんですが

結局はそんなアメリカに対して、一応静観していた中国とロシアが端緒を開くところで映画は終わるんですが
結局はアメリカの国内にいる一人のキチ◯イが起こした戦争で、
なんか風采の上がらないFBIがたった一人でそいつを追い詰めていくっていうのもある意味考えられない
実に低予算で作られた、詐欺的な映画でした

2019年製作、アメリカ・ニュージーランド合作映画
AK・ストローム製作・脚本・監督作品
出演:グラハム・ヴィンセント、モーガン・ブラッドリー、キャンベル・ラッセル、ケルビン・テイラー、ローズマリー・コスター、フレッド・ドッドソン、ショーン・オコーナー、ライアン・ポーブ
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ザ・ラスト・ソルジャー 砲兵部隊・最後の英雄

2020-02-13 22:39:36 | 洋画未公開
ソビエト連邦の第二次大戦の戦争映画だと思ってレンタルしてきたんですが
これはなんとセルビア映画でした
セルビアが第一次大戦で連合国側として、オーストリア軍との戦いを描いた作品だったのね
いわゆる移動砲兵と追撃砲部隊のお話
第一次世界大戦の映画っていうと、敵も味方も塹壕に籠り、お互いに銃剣つけて之肉弾戦を思い浮かびますが
これは塹壕戦ではなくて
追撃砲を移動させながらオーストリア軍と戦うお話になっていたんですが

二時間強の尺がある映画なんですが、その80%はセルビア兵士たちの行軍での会話で費やされ
戦闘シーンはほとんどありゃしません、
戦後、軍曹だった男が砲兵部隊が全滅した戦地を戦後訪れ、そこで、自分を戦闘地域から離脱させた少佐と出会い
過去の戦闘を語るていうかたちでストーリーは進みます
砲台を運ぶのは車ではなくて、馬、だったんですね
って事で第二次大戦の日本軍同様馬が大切で、”兵士の代わりはあるけども、馬の代わりは得難い“みたいなセリフがあるのが印象的でしたが

大砲之照準にしても、目視でいい加減な射程距離なんですね
戦闘が激化する場面では、いい加減の目視での距離感ですから、味方にバンバン当たるっていうのも皮肉な現象ですね
あくまで代わりが補充徴兵できる人間は消耗品でしかなかった時代なんですね

っていうこともあるんでしょうが、実に戦争映画としては戦闘場面がメインではなくて
戦地に赴いた兵士たちの人間としていかに戦地に赴いたのかを
感傷的に映画にしたんだっていう作品
2、3回寝落ちしそうになってしまった
ま、セットレンタルの数合わせではあったのですが、やっぱ彩プロ作品はレンタルしない方がいいのかなぁ

2018年製作、セルビア映画
ピーター・アントニエヴィッチ監督作品
出演:リュボミル・バンドヴィッチ、マルコ・ヴァシリエヴィッチ、 ヴク・ジョヴァノヴィッチ、マルコ・パブロフスキー
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王宮の夜鬼

2020-02-13 00:20:34 | 韓国映画
「百鬼夜行」って言う四字熟語がありますが、この映画は“二鬼夜行“って言うような化け物でしょうか
“二鬼“って造語にしたのは、邦題にあるように化け物は“夜鬼”
簡単に言っちゃえば、ゾンビって言って構わないんですが、ゾンビと違うのは生きた人間の血を吸うこともあるし
肉を喰らうものの、夜行性で、太陽光線に弱いんで
バンパイアとゾンビを合わせた怪物っていうのかな
で噛まれると人の生き血を求める怪物になってしまう

そんな怪物が李氏朝鮮王朝を舞台に大暴れをすると言う事で
歴史アクションにゾンビ映画を付け足したような作品
更に王朝時代劇の本筋はバンパイアゾンビではなくて
実は李氏朝鮮王朝転覆を狙う奸臣の企みを阻止する王子一派のお話が実はメインとなっており
バンパイアゾンビはそのお話に花を添える存在ですか

一応宣伝惹句には‘新感染“に匹敵するパニックアクション映画って言うウリになっていますが・・・
王朝を転覆し、新しい朝鮮王になろうと目論む奸臣にはチャン・ドンゴン
って事で、悪が強いと、バンパイアゾンビがいなくても絶対面白いメインプロットではあるんですが
そこをさらにバンパイアゾンビが、王宮に雲霞の如く押し寄せてきて
サスペンスと緊張感で映画を盛り上げてくれます

ヒョンビン演じる王子がイ・チョンですから、李氏朝鮮で間違いないわけですが
奸臣もですが、ヒョンビンの父親である王様自体がコレまた木偶の某の王様で女しか興味ないような
で、ヒョンビンは次男王子ですから秦に人質としていってるんですが、
長男は賢いものの奸臣に計られて自ら命を絶ち、次男に妻子を託し
それで帰ってくるものの、宮廷はこんな有様だし、民衆は悪政に疲弊しており

好むと好まざるままに怪物と奸臣のクーデターに巻き込まれていく定番なストーリー
韓国映画のストーリーテリングの巧みさとバンパイアゾンビを絡ますアイデアには感服させられる
チャン・ドンゴンの存在感はすごいやね、でも王子さまにやられるわけではないんですよね
あんだけ破壊された王室ってどう立て直したのか
まさに歴史活劇ここにありって言う作品
娯楽に徹する韓国映画ってやっぱすごいやねぇ
いや面白かった

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・ソンフン監督作品
出演:ヒョンビン、チャン・ドンゴン、チョ・ウジン、チョン・マンシ、イ・ソンビン、キム・ウィソン
コメント (2)
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火口のふたり

2020-02-12 23:34:38 | 邦画
『キネマ旬報』2019年作品の邦画ベスト1作品だそうです
私、個人的には映画雑誌とかでベストなんちゃらっていうのには拘らないし
それが、映画鑑賞の指針にもしてはいません、って事で、
ブログ書いてはいますが、個人的にベストなんちゃらって言う評価もつけないわけでして

そんな私が、何故にキネ旬ベスト1に輝いた作品を見たのかと言うと
なんとR -18指定作品がベストワンって、って言うのと
事前情報入れなくてもセックス映画であると言う事から
見てみたいとBlu-rayを予約しておいて、
またこんなこと言わずもがなですが、購入後にキネ旬で賞をとったんです

日活ロマンポルノとか、いろんなエロチック作品で男女の性を描いてきた荒井晴彦さんが白石一文原作の『火口のふたり』を
脚色し自らメガフォンを取られたようですね
っていうのも見てみようって言うもう一つの理由ではあるんですが
原作未読ですから、よく知らないけど
なんと出演者は柄本佑と瀧内公美の二人だけ・・・って
お父上の柄本明さんが電話の声で親子共演されていたんですね

でもって映画はっていうと、柄本佑と瀧内公美さんのお二人が
人間の三大欲望のうちの”食う“と”セックス“に現を抜かすだけの映画
これで二時間って見てて実に辛い
脚本家としてはそれなりに名をなされた荒井晴彦さんですが

監督としてはなんだろう、セックスシーンが絵的というか映画としてバリエーションに欠けていて
なんだか一本調子でしかなかったような気がする
原作がフィクションだけに火口って富士山だったのね
でもってそれが傍から噴火して

っていうとこで終わるんですね
普通ならっていうか、予算が有ればCGあたりでの噴火でしょうが
低予算作品ですから絵とSEでごまかしてるんですが、、これはこれでアリですねぇ
これにエンドクレジットがかぶるんですね

個人的には瀧内公美さんのヘアヌードもある所は買えるんですが
こんだけセックスシーンだけで出来てる映画も珍しく
大体公的交通機関であるバスの中で手マンするけど、声出してるやろ
っていうか街中の路地での夜でも青姦っていうのでしょうか、ここでは声がでかいからって言うところは
矛盾してないかい?

映画の8割が濡れ場なのに退屈してしまうっていうのは先にも書きましたが
セックスシーンの見せ方が画一的かつ単調であったって言うことかな
レンタルはR -15仕様なんですが、セルはR -18仕様なんですね
どこがどう違うんだろうって目を凝らしていましたが、腰接部分が映ってるシーンはなかったような

切り口の違う記事はコチラ

2019年製作、日本映画、「火口のふたり」製作委員会作品
荒井晴彦脚本・監督作品
出演:柄本佑、滝内公美
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ラスト・パニッシャー

2020-02-12 17:15:13 | 洋画
今年のヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行〈未体験ゾーンの映画たち〉で上映された一本
早くもDVDリリースですね
ジャケットにニコケイが描かれていると、私はパブロフのワンちゃんでして
タイトルだけは一応確認するものの、後は何も見ない読まないでレンタルしてきちゃう

って事で、いつものキ○ガイアクションのニコケイ映画だと思っていたら
一応は復讐劇として、ニコケイは人殺しの旅に出るんですが、いつものニコケイ映画とは真逆な
実に淡々と静かに始まり、静かに終わる作品だったし
なんだろうアクション+オカルトみたいな作品でしたが・・・

でもってつまんないわけではないけども、アクション映画としての面白さには欠ける
オープニング、組織のボスがキレてバットで殴り殺してしまうんですね
でその身代わりになり、19年刑期を務めてきたフランクが、なんだろう致死性不眠症?とか言う病魔に冒されて
仮釈放に・・・
夜釈放されるんですね、誰も迎えに来ず、街道を一人歩いていると
彼方から息子のジョセフが、コレまた徒歩で迎えに来てくれたようで

身代わり入所で貰った45万弗を秘密の隠し場所から取り出して・・・
ってアメリカはお札にの入れ替えしないのかな19年前のお金が通用するんですね
で失われた息子との関係を取り戻すべく、最高級のホテルのSRに泊まり込むフランクですが
自分との約束を破った組織への復讐を目論んでおり、一人一人と昔の仲間を訪れるフランク

ニコケイの復讐劇の始まりですが、今までのニコケイではありません
実に静かに復讐していく訳で
その過程で服役中に奥さんが亡くなり、息子の人生をも頼んでいたものの誰も知らんぷり
で奥さんの墓を訪ねると、その隣にジョセフの墓があるではありませんか・・・

そうニコケイと一緒に過ごしている息子のジョセフはフランクの心の幻だったんですね
最終的には親子のお話だったんだ・・・てわかるんですが
ある意味老人問題にも切り込んだ作品ですが
アンハッピーエンドな作品でした

2019年製作、アメリカ映画
ショーン・クー監督作品
出演:ニコラス・ケイジ、ベンジャミン・ブラット、ノア・ル・グロス、カロリーナ・ヴィドラ、モハメド・カリム
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ドアロック

2020-02-11 14:49:50 | 韓国映画
新宿のミニシアター、シネマート新宿の恒例企画興行<のむコレ3>にて上映された韓国映画です。
数年前から、韓国映画の持ってるストーリーテリングと、韓国の国家事業としての映画制作への国家戦略が実を結んだんでしょう
みごとに結実したのが昨日のアカデミー賞ではないでしょうか
どっかの国みたいに国が助成金出さないで、企業にお金を出させてるだけでは
映画は育たないだけでなく、デート映画だけ主流の興行形態である、シネコンだけの番線にしか乗らないようでは映画は育たねぇっていうんだよ
「パラサイト」明日か明後日には見たいなぁ、米盤のBlu-ray購入してはいるんですが

閑話休題、「ドアロック」のお話でしたねぇ
韓国映画お得意のドロドロってしたサスペンススリラー映画ですが
女性観客層を意識されたのか、私の好きな韓国映画特有のエグみの全く感じられない映画ではあるんですが
実は見ていて実にイライラ腹立たしい感情が最後まで消えない映画でした

ヒロインのギョンミンを演じるコン・ヒョジュンさんが
多分メイクの妙と彼女の演技力だと思うんですが
この作品ではいわゆる十人並み以下のお顔をされていて(ジャケットの横顔は美人さんに見えるんですが)
こういった中途半端な女が、一人暮らししてると、実に男を意識して生活してはるわけで
誰かに襲われないかと、始終意識して、洗濯物にも男物を干したり
と、どんだけ意識しとるんよ
誰もお前なんか襲わねぇよ

そういった過剰な意識が自分のマンションのドアロックに不審な跡を見つけちゃうんだよね
韓国のマンションってみんなこんなドアロックなんですかねぇ
一応何万種あるかも知れませんが4桁の数字は無用心だろ
スマホでも、意識して画面拭かねえから暗唱番号の位置だけ指の油分が残ってるし

で彼女のは完全にストーカーに襲われてて、毎夜眠り薬かがされて、熟睡中にストーカー彼女の歯ブラシで歯を磨く風呂に入ってそのまんまマッパで添い寝するだけ
普通眠り薬かがせたら最後までやっちゃうのが男やろ

さて、こういったお話では怪しい人物が怪しくなくて
全く怪しくない人物が実は・・・
ってのが定番でして、この映画もその範疇から抜け出ていませんので
感の良い人なら犯人は出てきた途端に”コイツや‼︎“ってわかってしまうのは残念

ヒロインの女友達が実にハンサムなお方でしたねぇ
つい最近では邦画で「アンダー・ユア・ベッド 」って言うのを見ましたが
ベッドの下には気をつけましょうね

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・クォン脚本・監督作品
出演:コン・ヒョジン、キム・イェウォン、キム・ソンオ、チョ・ボクレ、イ・チョニ
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バニシング '72

2020-02-11 00:55:16 | 洋画未公開
コレって未公開作品なんですが、実によくできてる作品
昨日の記事で「ロンドン・バーニング」っていう、いわゆる実話ベースの映画を見たのですが
この作品どこにも実話ベースって記載も何も書かれていないんですが
実は実話だったんじゃないんでしょうかね?

っていうのも原題「FINDING STEVE MCQUEEN」は、かの著名な役者スティーブ・マックィーンが登場してきますし
ってもお名前だけですが、そして邦題には“バニシング”に年代を表す“ ‘72”がついていて
つまり映画の舞台が72年って事で、まさにアメリカ人なら忘れられないあの“ウォーターゲート事件”が起きた年でして
コレによってニクソンがその後失脚してしまうんですが、
一応そんなお話も映画の中では断片的にTVニュース画面で出ては来ます

ってか実にこの映画の影の主役はそのニクソン
なんとそのニクソンが秘密資金をDCではなくて、カリホルニアの小さな銀行の貸金庫に隠していて
その30億弗を盗んじゃおうっていう、強盗団のお話です

で隠し金ですから盗んでも誰も追ってこんだろうっていうのが強盗団のポリシー
更に誰も殺さず、かつド派手ではなくて、人知れずスマートにっていうオーシャンとその仲間たちみたいなお話でして
劇中にもその文言が台詞として出てくるんですが、一応断っておきますが、時代が72年ですから
私もオーシャンとその仲間たちって書いたのは、フランク・シナトラ版の映画だから
でもって結構6、70年代の映画のタイトルが台詞にバンバン出てくる訳で
実に映画愛に溢れた作品となっており

強盗に使うクルマとか、爆薬とか家を借りたりする時に、主人公が使用した名前がSteve McQueenなんですね
でそんな主人公が逃亡中に知り合った女の子に惚れてしまうんですが
この女の子のファミリーがみんな保安官っていうのも面白い
って事で、みごとに強盗は成功するもののFBIによって主人公だけが捕まらないわけでして原題になってるんですが
秘密資金は結局分からずしまいなんですが、
私は金庫から出てきた野球カードがプレミアでないかと思ったら違ってましたが
野球カードじゃ、いくらプレミアとか、レアでも、30億には届きようがないやねぇ

で、最終的にお話は主人公が愛の告白ではなくて、実は銀行強盗だったっていう顛末を彼女に告白するって形で
全貌が語られるわけですが
それでも、“私、待つは”っていう、ある愛の物語だっていう半面も合わせもっていたんですね

エンドクレジット前に主人公の刑期とその後の人生が綴られていたところから実話ベースって思うしかないんですが
掌品ではあるんですが、なかなかよく出来た映画でした、ってか拾い物に当たるといった方が妥当かな

2019年製作、アメリカ映画
マーク・スティーヴン・ジョンソン監督作品
出演:トラヴィス・フィメル、レイチェル・テイラー、ウィリアム・フィクトナー、リリー・レーブ、リス・コイロ、フォレスト・ウィテカー
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