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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 南北英雄

2019-06-29 23:41:42 | アジア映画
6月4日にSONYピクチャーズよりリリースされた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」のリブート作品になるのかな
<未体験ゾーンの映画たち2019>で上映された作品ですね
って言うか8月に続編がこれまたSONYピクチャーズよりDVDスルーされるようです

武術家で医者であるフェイホンの道場に火傷を負った男が乱入してきて、まるで魔物に取り憑かれたように暴れ狂った末にフェイホンに取り押さえられてしまう
実はその前日港で火事があってこの男をめぐって女隊長さんと兵隊さんとが大暴れしていたことをフェイホンは知らないものの

医者として診察すると、男は謎の猛毒に侵されており、
人間とは思えないほど肉体が強靭になっていたのだった
そんな折、イギリスで西洋の先端医術を学んだフェイホンの恋人モーが帰って来た
モーは、その男を西洋医学で救おうとするのだが・・・
ちょっと留学していたんだろうけども、箸の使い方忘れるほどの西洋かぶれってドーなの

実は、東インド会社が西洋の病院を隠れ蓑にしてアヘンより強い毒の研究をしていて、
中国全土に広め中国を再び阿片地獄に陥れようと画策していて
なんとモーはその病院に就職してしまうんですね

一方、北のフェイホンに対抗して、南の勢力が道場を開場してきて
フェイホンと南の勢力と対抗するエピソードが絡んで来るんですが
この南北の対峙が邦題の副題になってるんですが
東インド会社の病院との対立だけでも成立するんだろうと思える
この南の武道家を東インド会社がクスリで強靭化させてのカンフー対決が必要だったってのはわかりますが・・・

ちょっと話を複雑にしてるんだけども実はケレンとしてのカンフー対決がやや物足りないんですよね

チウ・マンチェクがフェイホンを演じているので一応は安定したカンフー映画ではあるんですが
モーによって弾丸を抜かれて命をとりとめたって数時間後になんでもなかったように
強靭化された南の師匠との対決ってありえへんやろ

2018年製作、中国映画(日本公開作品)
リン・ツェンハオ監督作品
出演:チウ・マンチェク、マイケル・トン、ウェイ・ニー

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