
昭和初期の着流しから戦後の高度経済成長の博徒の世界まで1964年から1971年までの7年間で10本作られた鶴田浩二主演のやくざ映画で一応“博徒シリーズ”そうタイトルに“博徒”とついてる作品で
そんなシリーズの三作目にあたる作品
二作目が「監獄博徒」で四作目が放映禁止作品で主人公たちやくざ全員がなんらかの身体に障害を負った人物たちで言語が完全に差別用語であると言うことでこれまた近年までは未パッケージ作品でカルト作品になってた「博徒七人」との間に作られたなんと正月作品
(「博徒七人」には登場人物が同じって言う続編「お尋ね者七人」と言うこれまた障害者博徒映画があるがタイトルに博徒とついてないので“博徒シリーズ”作品に数えられていない)
そう65年の正月映画ということでなんと結構な俳優陣でして
配役クレジットではなんと一枚目に片岡千恵蔵御大、二枚目には鶴田浩二、三枚目では近衛十四郎、島倉千代子、松方弘樹って言う寸法だった
なんと主演の鶴田さんが二枚目ということで流石に千恵蔵さんでは誰も文句が言えない
そんな千恵蔵さんは鶴田、松方弘樹の父親役でしかないんですが何故か一枚看板と言うまず持って不思議な映画だった

藤純子さんも出演されてるんですが松方さんの恋人との役でして、ヒロインはなんと島倉千代子さんって言うのも珍しいものの
そんなヒロインっていうような役でもなかった
安部徹さんと近衛十四郎さんの二枚看板での悪役ですが
こうなると近衛、松方父子共演ではあるものの敵対関係で2人して一つの画面におさまるといったシーンはなかった
浅草に松屋デパートができるって言う話をもとにして作られてる作品で劇中では杉屋百貨店
千恵蔵さんは浅草の繁栄を支えてきたテキ屋一家のか親分
敵対する近衛十四郎さんもテキ屋のか親分ってことで近衛十四郎側に杉屋側からテキ屋さんの庭ばあらしの慰労金を送ってるんだけど私有してしまいテキ屋連中を締め出す立場
それに対抗する千恵蔵さん一派との抗争劇であるんですね
ってことで当時の芸人さんたちがその達者なタンカバイのか口上を見せてくれるもののその口調のほとんどが関西弁だったんですが
舞台が浅草ってことで
そこは生まれも育ちも浅草っ子って言う主人公を演じる鶴田浩二さんのセリフは全て関東弁
最初は芸人さんの口調に紛れてたんですが最後まで関西弁を全く離さない鶴田浩二さんはさすがでした
クライマックスはなんと大屋根の上での近衛VS鶴田の決闘で2人して落下しての相打ちだったようですね
っていうか博徒としては千恵蔵さんの息子でありつつも不倫のこと言うことだ家出してテキ屋から無職渡世になったってことで博徒は鶴田さんお一人だったのね
今年の2月に日本映画専門チャンネルで見逃していたんですがYouTubeでの視聴
1964年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:鶴田浩二、松方弘樹、大木実、島倉千代子、藤純子、近衛十四郎、安部徹、八名信夫、山本麟一、楠本健二、小田部通麿、平沢彰、砂塚秀夫、佐藤晟也、潮健児、茶川一郎、宗方奈美、飯沼慧、遠藤辰朗、内田朝雄、加藤嘉 、佐藤綾子、植村謙二郎、中田ダイマル ・ラケット、鳳啓助、蓑和田良太、田中春男、有川正治、毛利清二、汐路章、阿部九洲男、丹波哲郎、片岡千恵蔵








※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます