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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

極道の紋章

2018-10-28 20:05:28 | Vシネマ
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本はBSの日本映画専門チャンネルで現在月二本ずつOAされてる
白竜、松田一三主演の「極道の紋章」の第一作目を
って言うのも4月からこのシリーズの"外伝"2作品含む22本を完全放送と言うことで
現在10月現在14作品を連続録画中
全作品一応発売当時といってもオールインの前会社GPミュージアムからはー本が半年くらいの割りにリリースされていたんですね
っても現在では殆ど見られなくなったってのもレンタル店にも殆ど残されていない
ある意味全作品を録画で来るのは幸せなこと

っても白竜の若頭のキャラは清水健太郎の「首領への道」とほぼおんなじ設定
ってのも・・・芸がないので白竜演じる若頭の趣味がなんと天文学
そして毎回そのエピソードにちなんでの星座の蘊蓄が述べられると言うのが売りになってるような
「首領への道」が村上和彦原作で、原作者の極道の盃事に顔を出してきて
べらんめぇ口調で口上のべるシーンがないのと
私的には清水健太郎の大見得演技よりかは松田一三のナチュラル演技と言うことで
こちらの方がやくざの首領へとのしあがっていく脇で
権謀術数の白竜のやくざとしての清濁と言うか濁々たる生き方が実にいい作品

お話としては大阪川谷組若頭の津浪は、自分達の縄張りと組織の拡大を画策するために
同じ大阪でしのぎをする忠道会との堀田一家の抗争を取りまとめると言うか乗っとりための
汚い絵図を描くのだった
それは、互いの組長の“首”を取り合いさせるというもの

川谷親分にはこの間亡くなられた川地民夫さん
そこの一人息子と一緒に育てられ極道としては一応の作法を身につけ白竜の津浪組の若頭に松田一三さん
この松田一三演じる徹夫を川谷組の組長に据え、かつ全国制覇させるのが白竜の役所になっています

そして忠道会の清水を川谷組の幹部に取り込みまして
堀田一家の親分には成瀬正孝さん、若頭に小沢仁志さんと実に豪華ですが
白竜は殺し屋を雇い堀田親分を暗殺
この暗殺者には岡崎礼、岡崎二郎さんのお子さんで将来的にはVシネマの次世代スターでしたが、事件を起こして芸能界からはFOしちゃいましたね

小沢兄とのクライマックスでの死闘でしたが・・・
小沢兄は違う役所でまた登場してきますよねぇ
川谷組の嫡男と徹夫との確執があったりして、徹夫の妹でこの嫡男のイロとして嘉門洋子さんが華を添えている

2007年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二監督作品
出演:白竜、松田一三、松田優、曽根悠多、嘉門洋子、岡崎礼、川地民夫、高杢禎彦、小沢和義

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